からっと晴れ

今日は家で仕事をする日。読みにくい資料にただただ取り組む。が、我ながら進みが遅い。でもちゃんとやらないと書けないので、これはもう仕方が無い。休憩かねて週末に使った浴衣を片付け、整形外科でリハビリ。そこで、私の仙骨の角度が生まれつき深くて、運動には向いているがヘルニアや腰椎すべり症に極めてなりやすい骨格であることを告げられる。生まれつきの骨格なんてどうしようもないわけだが、予防策をきくと、とにかくストレッチングとインナーマッスルのトレーニングしかないらしい。痛みがなくなったら本格的に運動とかヨガとか始めないといけない。それにしても卵巣がんといい、腰椎すべり症といい、将来かなりの確率でなりますよと言われている病名が地味に増えていてちょっとこれはどうなんという感じ。ま、分かっていれば対策を取れるわけなんだけれども。

まったく話は変わるが、先日私のよく知る元院生仲間について、博士論文が全く書けない、その理由が酒だ、と伝え聞いた。学振DCとPDをもらって潤沢に資金も時間もあっただろうと思うのだが、なんでも毎晩記憶がなくなるレベルまで飲んでいたのだとか。実は私の後輩などにも学振持ちで、ほとんど習慣性飲酒レベルで毎日飲み歩いているのがちょくちょくいたりするのだが、なんでそんなことになるんだろうか。まぁ学振持ってなかったらお金がなくてお酒なんて全然飲めないし(少なくとも私にはそんな経済的余裕はカケラもなかった)、生きるためのアルバイトに忙しくて研究の時間が泣けるくらい削られるのだが、学振貰って時間とお金に余裕があってもそんなことになってたらどうしようもない。なお現実の私を知る人は皆さんご存知の通り、私自身お酒はけっこう好きだしほとんど飲み負けたことがないくらい強いが、実際飲むのは一月に一回で十分なので、余計訳が分からないのだった。研究なんて体が資本なのに、みすみす体を壊すような生活習慣持つなんて…。研究員にもメンターかカウンセラーつけるべきではないか?

学振といえば、院生時代に学振持ちの他専修先輩に「学振取れないなんて研究者に向いてない証拠だよね、取るべき人は皆取ってるよ」とか暴言吐かれたり、別の専修の先輩と「お金がないと太れないよね、貧困ダイエットってやつだね」としみじみしたり、色んな思い出がよみがえる。初心を忘れずにいきたいもの。