快晴寒波

本日法事につき、早朝から帰省。祖父の三回忌であった。あれから二年か。そういえば去年の今日はタイの寺にお参りをしたのであった。今回の法事はこじんまりで、両親と私、叔父叔母の五人。午前中で終わってしまい、遠方から来てくださった叔父叔母のために近くのフランス料理店に食事に行った。ブルゴーニュのワインが美味しかった。オマールエビも。久々にゆっくり喋った叔父からは面白い話を色々聞いた。叔父は銃砲店を継いだ元射撃国体選手(勿論狩猟免許あり)なのだが、伊勢の低い山の辺りにいるイノシシと、十津川の急峻な山にいるイノシシは足の長さが違うらしい(十津川の方が山歩きをしなければならないので長い(!)らしい)。肉の風味も違うとか。鹿は冬に獲るより夏に獲ったほうがよく太っていてよいとか(山にえさが沢山あるかららしい)、イタリアは狩猟が盛んで銃弾消費量が日本の十倍だとか、イタリア人は顔がしゅっとしてるから頬に銃をあてて固定するときに固定しやすいに違いないとか(ほんまかな)。また叔父叔母宅に遊びに行って、色々と面白い話を聞かねばならぬ。

叔父叔母を見送って帰宅してから、法事の後片付けをして、父が雛人形を出すというのを手伝った。五人囃子は私が監修したので、道具の持ち方は完璧だ。この雛人形はそれこそ叔母が生まれたときに購入したもので、55年前のしろもの。さすがに傷んだり色あせたりもしているが、人形の顔は白々として綺麗だった。

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夕方から夜はひたすら翻訳の仕事。