晴れて暑かった

朝、行きの電車で綺麗なおねえさんが乗ってきたなあと思ったら、しばらくしたら顔が真っ白になって倒れてしまった。近くにいたおじさんと救護し、駅員さんに預けた。大丈夫だっただろうか。

本日浴衣の日ということで、ちょっと教員がびしっとした着物姿を見せてやろう、というわけでも特になかったのだが、とりあえず浴衣着てみた。家から着ていくのははずかしかったので、研究室で着替えた。白地に紺雪輪の浴衣に鶯色の帯(裏地は臙脂)を貝の口に締めて、白銀色の三分紐に銀の花の帯留めをして、白木の下駄に白レースの足袋。3コマ授業があるので隙なく着付けたが、まぁ浴衣なので15分もあれば着られる。

その格好で2・3・5と講義したのだが、今日が浴衣の日(学生自主企画)だったのを知らなかった子も多かったらしく、ほうぼうで質問攻めにあった。女性職員の皆さんや女子学生たちには「似合ってますよ♪」と褒めてもらって嬉しかった。ありがとうございます。よく着物を着られる同僚の先生からも「凛とした着こなし」と及第点を頂いたようで一安心。男子学生の某君からは、間接的に「K大の壇蜜」という評価をいただいたが、これは喜ぶところなんだろうか。きっと褒めてくれてるんだろうから喜ばんといかんやろなあ。

どんだけ暑いかと思ったけど、教室は涼しいから大したこと無かった。そんでもって、講義は座らんでいい(座れない)ので、着崩れることもなく楽で良かった。そして学生さんたちの浴衣も可愛らしくてよかった。あれはよい。