朝はごちゃごちゃ雑用を済ましていたら遅くなった。とにかくやることが多い。仕事が英国まで追いかけてきているからだが。眠い。
本日は聖地巡礼。まず例の9と3/4線のあるKing's Cross駅へ行き、それからEuston駅まで歩いていく。窓口で切符を買って（往復で18ポンド弱で安かった！）、列車に乗ること1時間。ブレッチレー駅で降りて、徒歩5分でブレッチレーパーク。ここは公園全体がそもそも博物館になっていて、私がこの6年以上取り組んでいたTに関する展示が満載である。Tの指導教官Nの書き込みのある原稿なども展示していて、必死で記録を取ったりなど。年表などもあるので、チェック用にすべて記録を取る。ふつうに資料調査になってしまっている。
同じ敷地内に国立計算機博物館がある。こちらは入場料は別で、学会付属のツアーはこちらで開催された。ランチつき。今まで知らなかったが、この博物館のすごいのは、コロッサスのworking replicaがあることもだが、1950年代から70年代のメインフレームがメンテナンスされて、今も動いていること！ 動いてるメインフレーム初めて見た！ こんな音なるんだーとか、こんな暑いんやーとか、本当に勉強になった。動画撮ってもいいといわれたのでがんがん撮った。パンチテープのデモンストレーションであてられて、自分の名前をパンチしてもらって、それをお土産にもらったりなど。
ソフトウェア関係も充実していたが、IBMがお金を出しているらしい。あとBBC関係のもすごかった。しかしこれだけの展示を、正職員6人と残り数十人のボランティアで回してるとはcrazyだな…。日本でこういうのって可能なんだろうか。ちょっと想像できんわ。とにかく授業と研究用にこちらも記録を取りまくった。というわけで、午後いっぱいかけて調査と相成った。
帰りの列車でも思ったが、ほんまに田舎。首都から1時間以内でこれほどの田舎というのは日本ではありえないのではないだろうか。やっぱり日本は人口密度が高すぎるのでは。
ロンドンに戻ってから、ひとめビッグベンを見てから宿の最寄駅へ。夕飯はギリシャ風の何か。おいしかった。
宿に戻ってからは疲労困憊。仕事をする元気もなく撃沈。
