今日から英国に出張。朝7時半に空港に行き、ソウル経由でロンドンへ。朝からいろんな仕事のメールが来ていて、その処理に手間取る。ソウルの空港でも一仕事片付ける。ロンドン行の飛行機の中ではさすがにしんどくて、あまり仕事をする気にならなかった。仕方がないことだし、いろいろ映画を見た。
一つ目は「巨人殺しのジャック」。私が訳したらこうなるが、「ジャックと天空の巨人」が翻訳タイトルらしい。「ジャックと豆の木」の翻案で、まぁ時代考証的には言いたいこともあるけど（火薬がなくて印刷があって遠眼鏡があるとか、農夫が字を読めるとか）まぁ面白いからよし。あと、オチが良かった。全体的に楽しく作ってあると思う。
二つ目は「魔女ハンター ヘンゼルとグレーテル」。こちらも「ヘンゼルとグレーテル」の翻案で、後日談ということになる。こちらも「インスリン作るのどれだけ大変やと思ってんねん」とか、「組立ての銃はたいへんやで」とか思ったけど、グレーテルが格好いいからよし！ あと魔女の描写がたいへんに魔女っぽくてよかった。スカッとする一本。私は好き。
三つ目は「オズ はじまりの戦い」。おとぎ話づいてるがまあよし。前から見てみたかったので見られて満足。昔の映画「オズの魔法使い」へのオマージュが各所にみられてよかったが、とにかくこのオズの女性関係はダメすぎやろ…。ちょっと天然色がどぎつかったかな。グラフィクスは「ヘンゼルとグレーテル」のほうがよかったかも。
四つ目は「レ・ミゼラブル」。評判の映画ではあるが、個人的にはやっぱミュージカルを映画でというのはどうかなーという気がした。間延びするし。そういえば高校のとき音楽祭でいくつか歌を歌ったのでけっこう覚えていたのだが、At the end of the dayをなぜこんなに覚えているのかということが分からず、だいぶ考えた挙句、この曲の伴奏譜が見つからなくて耳コピから伴奏譜を起こしたということを思い出した。ようそんなんやったな、我ながら…。覚えてるはずだ。
見終わったらロンドンについた。交通が便利で、苦も無く宿の最寄駅へ。街並みが古い感じでびっくりした。日本とアメリカに慣れすぎたと見える。欧州に来るのは5年ぶり。
それにしても最近英語を使ってないせいで、英語の瞬発力が無さ過ぎて本当に困る。夕食にはとりあえずケバブを食べた。宿でメール対応をしてから就寝。
