晴れのち曇り

リハビリには毎回30分くらいの待ち時間が伴うのだが、蓄積するとばかにならないので、いつも論文(英語)を持って行って座って一心不乱に読んでいる。整形外科の朝のリハビリというと、9割5分以上が65歳以上の方々で(待ち人数はだいたい10人以上で、面子もほぼ同じ)、ただでさえ私はめちゃめちゃ浮いているのだが、毎日「難しそうな英語」を読んでいるので、どうも周りの人は私のことが気になっているらしい。前回も声をかけられたのだが、今日も声をかけられた。「大学生ですか?」と。えー、大学生は私ほど年くってないとか、今日びの大学生の99.9%は整形外科で辞書無しで英語論文読まないとか、色々思うところがありつつとりあえず「えーと、大学で教えてるんですけど…」と答えると、必ず相手はそんなこと右から左で「えー、あんた! 若いのにリハビリ? ヘルニア!? 若いのに! いや、若いから治るんちゃう!」とか何とか励ましてくれて、結局色々うやむやになるのだった。この一方的な感じ、嫌いじゃない。

今日はリハビリ前に週末から読んでいた本を読了し(500ページ以上。長かった…)、某写真資料を整理し、それから出勤。今日は性格の悪いアイザックの話をした。

こんなに頑張ってるのにギリギリでしか回らない…と毎日思ってしまうが、こんなにコンディション悪いのにギリギリ滞らせず何とかしてる私スゴイとかいう感じに、自分を励ましてやるべきなのかもしれない。この国にいるとポジティブシンキングが困難だ。確かに。