くも曇り

朝から病院。先週に引き続き検査をうけて帰宅。昼食は残り物のクリームシチュー。午後はひたすら事典関係の仕事をこなす。自分の実力は超えてるわ、共同担当者が何らの反応もよこさないわで頭がいたい。時期的に忙しいので仕方がないが。体も冷えて疲れてきたので、「おはよう、いばら姫」を読んだ。あまりによい話で感動した。しかしあれやな、デザートの作家のえがく恋愛マンガは、キーパーソンが必ず壊れている。森野萌先生作品における空澤父や花野井くんは愛情に飢えて底が抜けてるし、あなしん先生作品における例えば「春待つ僕ら」のあやちゃんは助けてくれた人にいいところしかみせられなくて人間関係を作れてない。まあ、壊れてなくて健全なだけならキャラもたたんしドラマも起こらんわな。そういう意味ではCookie作家の石田拓実先生作品のキャラも蓮っ葉な方向に壊れてるけど、その点いくえみ綾先生の作品は壊れてないのに文学になってるのがすごい気がする。夕食にはキャベツの煮込みを作った。大成功だった。学会関係の仕事はとりあえずメールで投げたった。