曇り、一日引きこもり

朝からみぞおちがなんとなく痛くて、血圧も高めだったので休んでいた。昼まで休んでいたら少しよくなったので、軽めのランチ。昼から面談4件。1件は明日にリスケ。これはまあよくあること。実家に帰っていて不安そうなH君とはゆっくり話せてよかった。

その合間にH先生から連絡。今になって(!)秋学期の非常勤(産休代講)を断りたいとのこと(!!)。少しでも対面授業の可能性があるのならば引き受けられないという。春学期はやってもらえるらしい。しかし私も産休まで1か月を切った。そのタイミングでこの連絡。

まあ、H先生にとっては奥さん以外のことは全部無価値だろうし、その判断になることに特段の意外性はない。しかし、私の気分としては、この状況、もーいや。うんざり。いったいどないせーというのか。私はもうこの1年ずっとずっとひたすら絶え間なく非常勤対応をしていて、自分が妊娠してからも妊娠10週くらいから非常勤探しに奔走して、長く授業したくないと代講候補が言うから育休も早く切り上げることにして(育休の切り上げ時期を妊娠中期に入った頃に日付レベルで決定するはめになり)、とひたすら調整してきたのに、ここにきてコレ? もうずっと非常勤は断られてばっかり。どこに何を頼んでも「多忙なので」とけんもほろろ。妊婦本人が妊娠初期から自分の代理を探さないと産休すら落ち着いて取れないのに、探すアテがないとか何なんコレほんま。春まで育休を伸ばそうとしたら今度は別の授業の非常勤の先生と交渉せなあかんし、11月に復帰するなら9月末から11月までの代講を改めて探さなあかんし(しかし12月時点でありったけ断られているうえに、コロナで開講形態の見通しゼロ)、この講義を不開講にしたら今度は私の最低担任コマ数に満たなくなる。一番シンプルな解決は、私が育児休業を一切取らず、産後休暇を6週間(すなわち労基法上の最短)で切り上げて9月下旬に復帰し、フルで自分で授業することだろう。もーイヤ。詰んだ。自分で考えるの嫌になった。仕方ないので専攻幹事の先生方2人に相談して投げた。このうちお一人は学部長、全学の某トップ経験者の大ベテランだから、私が回らん頭で何か考えるよりマシな方策をきっと出してくれるはず…お二人はまず自分たちが本件を預かりますと仰ってくださったのでありがたい。

とにかく、大学のこの「余人をもって代えがたい」人に授業を持たせる仕組み、半期15コマを死守する流れ、集中講義をできるだけ無くす昨今のシステム、全てが産休と物凄く相性が悪い。まあ、一昨年サートン賞を取ったサリーは産後3日で教壇に立ったというし? 本気でこの「仕組み」を死守するのであれば、労働基準法の規定から全無視するか、出産年齢の女性教員を採用しないしかあるまいよ。

あまりにもうんざりして仕事をする気が失せたので、表情を失いつつさっさと寝た。