東京は寒い

早朝4時過ぎに目が覚める。意味がわからない。朝から今日の発表準備。ああもう、こんなに準備の足りない発表なんて初めてじゃないのか。

というわけで学会初日。発表は午前中だったが、準備時間が短かったにも関わらず、おおむねつつがなく。最近週4コマも講義をしているせいで能力が上がったのか。H先生と先日の投稿論文の話をすこし、Nさんと今度の原稿依頼の話について少し、S先生から翻訳についてできるだけ早く出すように言われ、Kさんと原稿を送る・送ってもらう件について約束する。なんていうんか、全体的に締切多すぎる。それにしても研究室の先輩後輩たちが(留学中の後輩除き)勢揃いしていて大変珍しい・めでたいことである。

とにかく昨日に引き続いて会議が長すぎる。なぜこんな問題で1時間以上も話が長引くのか理解に苦しむ。老人のための老人の会ではあるまいし。懇親会は会費に比して内容が微妙だった。東京こわい。あと、私はどうもだいぶ有名になってしまったようだ。Kj先生と研究の話をしたり、K先生と某アーカイブの相談をしたり、久々にS先輩にお会いしたり、某翻訳についてI先生に報告したり、Nnさんに委員会の裏話を伺ったり、S先生から某査読の話を伺い委員はドラフトでお願いしますと冗談を飛ばしたりなど。

その後、旧友とビールを飲みワインを一本あけるなど。ちょうど10年前あたりを思い出して懐かしかった。遠いところまで来てしまったが変わらないものもあるという見方もあるし、変えることができないまま遠いところまで来てしまったという考え方もできよう。ここまで来たら、もう私にできることはせいぜい一生懸命研究や仕事をして名声を上げるくらいのことしかない。というよりそう思うほかない。privateのことはpassiveに、officialなことはactiveに、という傾向性。

夜は涼しいなかで暖かく眠れて、しかも静かなところでゆっくり休めた。終わってる5月をがんばった自分への思わぬご褒美だとおもった。6月7月がんばれそう。