晴れてた

今日もごちゃごちゃ作業していたら一日が終わった。日用品の買い出しに行き、食べ物も買い、非常勤をお願いした先輩に連絡し、試験の採点表を作り(これを作るか作らないかで後の作業のしんどさがだいぶ変わる)、日本滞在中のフルブライト同期Paulにメールし、水回りを掃除し、年末の予定について実家に電話し、技術史の講義残り2回分をみっちり準備したら日が暮れた。D論に取り組む気力が残ってないのでそれは明日にして早く寝たい。

過去のデータを整理していて気付いたことについてつれづれ。

これまで、確実に人生を変えたほんのちょっとした出来事というのがいくつかある。それは例えば2回生のある日、現代アメリカ史の授業の前にD号館の教室で(あれは確か)もろ兄さまとかT兄さまと専修希望をどうするか喋っていて、もろ兄さまの口からKT史という言葉が出て「そういえばそんな専修もあったな」と思ったことだったり、4回生の時に当時の彼氏の下宿の本棚にあった情報理論の本を何気なくめくってシャノンのことを知ったことだったりするのだが、日記をつけ始めてからのことを思いかえすと、やはり留学関係のことが大きかったと思う。2006年11月10日の夜、叡電元田中駅の前でL2同期のAちゃんから「今度の春にロータリーを申請して、次の夏からアメリカに1年行くのがいい」と強く勧められてやっとの留学する気になったことや、2007年6月27日にフルブライトのアプリケーションにかなりやる気をなくしていたところ、研究室の先輩Aさん(一時帰国中)から「絶対に出しなさい」という強い言葉をかけられた(そして気を取り直して出したら通った、ちなみにこないだ本人にこの話をしたら忘れていた)こと、2008年8月17日に留学生仲間Yさんに誘ってもらって地元の教会に行った(教会での人脈がなければ出来なかったことも色々あった)こと、2008年8月27日にCBIで初めてTomと喋ったこと(研究観が変わった)、2010年12月26日にウェブサイトを作ったこと(その直後にそのサイトを見て非常勤+研究会に声をかけられ巡り巡って現在の職場に至る)など。

ほんの小さなことでどれだけ人生変わるか分からない。あのとき、違う行動を取っていたらどうなっていたのかな、と思うこともあるが、これまでのご縁に感謝しているし、そこにたどり着くまでがめちゃくちゃしんどかったのでやり直したいとは毛頭思わない。いずれにせよ一声かけてくれた皆さんには感謝しかない。