NorwayからNathalieが来た。Nathalieはミネソタに居た時のフルブライター仲間で、私と同じく2008年から2009年にかけて1年間ミネアポリスに留学していたノルウェー人である。専門は電気工学。当時ミネソタ大学フルブライターの会というのを2回ほどやったのだが、そのうち1回をオーガナイズしてくれたのが彼女で（確かそれは私の28歳の誕生日だった）、その時に色々話して、その後はFacebookでkeep in touchしていた。要するに、Liliana(from Peru)とか、Satit(from Thailand)とかと同じ系列の仲間である。最後に会ったのはたぶん2009年の3月だったと思う。彼女は5月にNorwayに帰国したので。
3日程まえにいきなりメッセージが来て「来週から学会で京都に行くんやけど、マイは京都にいる？」と訊かれたときにはびっくりした。結局「来週」といいつつ土曜から来ているとのことで、都合を合わせて本日日曜に会うことにした。例によって、滞在中のホテルに会いに行った。実に3年ぶりの再会だったが、全然変わりなかった。今日は一緒に観光しようということで、彼女の希望を聞きつつ、（またしても）竜安寺と金閣寺に行き、それから街中をぶらぶらして、お好み焼きを食べに行った。色んな事を話した。ミネソタから母国に戻ってからお互いどうしていたか、最近どんなことを研究しているか、授業をしていてコメントを引き出すにはどうすればよいか（ノルウェー人学生もシャイで授業中あまり質問しないらしい）、ヨーロッパの経済状況がどうなっているか、ノルウェーの食生活はどんな感じか（Americanizeが進んでいるとか）、共通の友人（YさんやLiliana）が最近どうしているか、最近合衆国に行ったか、お互いの所属する学会はどんな感じか、などなど。とくにLilianaの近況については盛り上がった。思えばLilianaに子どもができたことが判明したのはNathalieが帰国してからだったし、NathalieはSantiagoには会ったことがないのだった。NathalieもぜひPeruに行くべきである。私も行きたいけど。ノルウェーにも行きたいなあ。先々月エストニアからFulbrighterが来たのだと言ったら、ドイツからラトビア、エストニアと回って、船に乗ってノルウェーに来ればよいとアドバイスをもらった。なるほど！ その手があったか。ノルウェーの冬はミネソタほど寒くないらしいが、夏も15度くらいしか上がらないらしい。そして今は白夜だとか。冬は太陽が10時にあがって14時半に沈むのだそうだ。「慣れるよ」と言ってたけど。そして年中dryなんだそう。そりゃきっと日本はどこまでいってもhumidでしょうな…。ホテルまで送り届けてまた会おう、と約束して解散した。楽しい再会だった。
今年度は4月にHeleriが来たし、5月にYiが来たし、6月にNathalieが来たので、かなり訪問者づいている。有朋自遠方来。不亦楽乎。特にFulbrighterは、なんていうのか、同志って感じがする。思えばFacebookは元奨学生同士の連絡に物凄く役に立っている。きっと10年前までのFulbrightersは、お互いに出会ってもなかなかkeep in touchできなかっただろうと思うけど、今やFacebookのおかげでそれがとっても簡単。お互いの国のことに興味を持ち続けられるのもいいところだと思う。
朝晩は授業の準備をしたが、思いのほかてこずった。まぁ明日も頑張るしかあるまい。あと、そういえば一昨日書き忘れたけど、同期に就職祝いにバスピローセットをもらった。サプライズでお祝いとかプレゼントとかもらうこととか滅多にないこともあって、とっても嬉しかった。ちょっと仕事がひと段落したら使おう～。そんでもって今日念願のサーキュレータが届いた。これで節電の夏を乗り切る。
