曇り

出会いがあれば別れがあり、何事にも終わりがあるということを知るのは、とても大事なことだ。

昨夜、普段開けないメーラーを開け、MLからのメールをチェックして、お稽古サークルの大先輩Kさんが他界されたことを知った。部の創立期の先輩で、おそらく70代前半であられたと思う。去年の秋にがんが発覚して、自覚症状もないのにと言いながら治療を続けられ、今年3月の50周年記念行事には希望通り出られ、それからたった2カ月で他界されたということになる。確かに記念行事でお会いした時は、ずいぶんおやせになったのでびっくりしたけれど、何のかんの言いながら、もうちょっと長く色んなことをエンジョイされるに違いないと思っていたのに…。創立期の先輩方には「まいちゃん、まいちゃん」と言って可愛がって頂き、記念誌の編集でも親身にご協力いただいた。亡くなられたKさんからも素敵なご寄稿を頂き、出来あがった記念誌を褒めて頂いた。それがたった3カ月前のこと。大先輩である以上、いつかこういう日が来るのは当たり前なのだけれども、さびしさひとしおである。Kさん、どうかお浄土でも元気に謡をお続けになってください…。

 

一週間の疲れが出たからかコンスタンを飲んで寝たからか、午前中は起きられず、手を伸ばしたところにあった『幼年期の終わり』を10時くらいから読み、昼くらいに起きだしてそのまま買い物に行き、パンや野菜などを買い、ご飯を温めて納豆や温泉卵と一緒に昼食にしたのだが、まだどうにも眠くて専門書を読みながら昼寝までしてしまった。昨日借りてきた本は当たりで、来週の授業ではそこそこ専門的な話を面白くやれそうだ。起きだしたらようやく頭にかかった靄が晴れてきて、洗濯ものにアイロンなどをかけ、それから学会発表の発表原稿を作った。食事をはさみながら4時間ほど。授業準備もしなければならないし、学会準備もあるし、論文の仕上げもあるし、しかも明日は仕事だし、こつこつと頑張らなければならない。

Yiとは火曜に会うことにした。晩ご飯何食べようかな~。お寿司か、天ぷらか、おそばか、焼き鳥のどれかがいいと思ってちょっと目星つけてみた。これを楽しみに明日の仕事も乗り切ろう。