晴れのち曇り

朝から発表準備。今日中にざっくりとでもいいからスライド作成を終わらせなければならない。

昼過ぎに出立。友人Yの能の会のご招待をいただいたので、見に行く。素人会なので気軽に見られてよい。お目当ては彼の妹さんの演目と彼の演目だけだったので、その間は2階席の一番端っこで博士論文の紙束開いて、リライト準備の作業に勤しんだ(ごめんなさい)。でもそうでもしないと間に合わない。謡をBGMにすると不思議にはかどる。

帰宅してからは発表準備に切り替え。途中電話で色々雑用しつつ、深夜にはざっくり最後まで作った。まだ字が多いので整理せねばだし、発表原稿を作らねばならない。いくらなんでも1時間を発表原稿なしで乗り切る自信はない。

あと、先日同僚の某先生に欧州の研究者の紹介をお願いされ、研究者仲間Petrinaに依頼して色々仲介をしてもらった件について、今日返事がきた。そのために今日は何通も何通も英語のメールを送った。こんなに頑張ったのだから、後は自分で何とかしてくれよと思っていたら、当該の同僚の先生から「英語力あまりないので、フォローしていただけると助かります」とメール。えー、ないわー。D論試問で英語力について叱られるような若手研究者にそんなこと言わねばならないって、どうなんですか、教授。しかもこの忙しい時に…。

それにしても、私は「業績が少ない」というのに駆り立てられるのをいい加減やめなければならない。でないと、仕事ばっかり増えて、質が落ちてしまう。「論文少ない」「発表してない」「学振もないくせに」と言われ続けたトラウマが深い…。まぁ3月に関してはもう反省しても仕方がないので、粛々と進めるしかあるまい。みっしり仕事すれば多分なんとかなるだろう。

 

さて以下は、殆どの方には意味不明だと思うが、他に書くところがないので書く愚痴である。5月に控えた某先輩の結婚式2次会について、この忙しいのに朝っぱらからA氏よりメールが来て、「突然ですが20時よりSkypeで実行委員の打ち合わせをしたいと思います。事務関係のすりあわせをします。参加の可否について、全員宛に返信してください」とある。先週幹事会をしたうえ、彼は幹事会には事実上入ってないのに。「はー!?」と思って様子を見ていたら午後6時になっても誰も返事をしない。「FさんHさんが参加されるなら参加しますが、どなたが参加されますか」と聞いてもA氏からですらなしのつぶて。とりあえず危険な匂いがしたので、当該20時にA氏本人に電話し、途中からUさんまじえて3人でSkypeしたのだが、もう何だか呆れ果てることばかりだった。以下長くなるので箇条書き。

- Skype会議の目的が明確でなく、確認するのに10分以上かかった。結局、FさんHさんに「自分が大人数でやりたいと言い出したのだから、ちゃんと人集めしろ」と言われたが「できそうにない」ので、予算について考え直そうということらしかった。予算の細かい項目についてはFさんが試算中だし、新郎新婦の希望もあるのだから、いい加減なデータに基づいてあなたが一人で適当に計算しようとしたところで無駄です!と言い切ること3回。

- 「やっぱりさー、組織がさー、縦割りになってるっていうか、もうちょっと横断的に相談できればと思うんだよー」と、ゆるい組織論もどきに還元しようとする意味不明の供述。今は組織なぞどうでもいいです、と言い切ること2回。なぜ「実行委員」などという肩書きやら組織にこだわるのか理解不能。

- 「俺が連絡できるだけは連絡した」と言っていたが、していなかった。理由は「電話をiPhoneに変えてから、アドレス帳の操作方法がよくわからない」「社会人になるとテクノロジーのことがよくわからなくなる」。

- 以前A氏に送ってもらった出席者リストのうち、出欠△の人について、実は参加可否を直接確認していなかった。私に「同期でしょ? 自分で直接連絡して確認してないの?」と訊く。リストに載ってて重複確認するわけがなかろうに。

- Uさんに現在の参加者リストを転送してもらうのに「ちょっと待って、作業するから」と言いながらやたらと手間取る。「どうしたんですか?」と訊くと、「不参加の×印がついている人を削除してるんだよ」と言う。慌てて「ダメですよ、声かけた上で参加出来ない人が誰だか分からなくなるじゃないですか」と言うと「あ、そうか」。Uさん苦笑い。

まとめると「何もかもグダグダ」。先週も「リストをエクセルファイルで送って」と言われて送ったら、「.xlsx形式は読めないので、.xlsで送って」と言われ、「今時…?」と思いながら再送すると、さらに4日後に「送ってもらったメールをなくしました、再送して」のメールで呆れたが……てか、この人ほんとうに大丈夫なの? ちゃんと社会人出来てるの? ていうか、彼の勤める会社が大丈夫か? 私の出身研究室(天下の象牙の塔、K大B学部!)ですら、先生に呼び出されてお説教されるレベルだが。

よりによってこのクソ忙しいときに訳の分からんSkypeで時間を取られて、本当に心底イライラしたが、まぁ彼の意味不明の暴走を(結果的に)Uさんと二人でぴしゃりと止めたのはファインプレーだったのかもしれない。Uさんからは、具体的な提案やアドバイスをいただけて、こちらは大変productiveであった。以上、愚痴でした。