雨のち曇り

本日あっちこっちデー。眠かったが起きて、まずは朝から奈良に行って授業。今期は140人らしい。多い。授業が終わってから、外国人観光客と修学旅行生だらけの商店街をなんとか抜けながら650円のチキンカレーを食べ、電車をのりついで祖父宅へ。お茶とケーキをいただいて、祖父・祖母・叔母・従妹と話す。こないだのパーティの話とか、高血圧の話。1960年代にクリーブランドで、間接的ではなく直接血圧を測ろうということで、ネズミの首元から血管に装置を入れて血圧を24時間直接測定する実験を行ったらしい。あまりに動くと計れないので、ある程度身動きは制限したそうだ。そうすると、餌をたべようとしたり、少し動いたりするだけで血圧があっという間に上下するのが明確にわかったのだそうだ。帰国するときにデータは知り合いにあげたのだそうだが。とにかく血圧はそうやって上下するもので、特に上の血圧はそうで、下の血圧は末梢の血管の開き具合で決まる、緊張したり血管がかたくなったりすると下の血圧が上がる、それが祖父の定義するところの高血圧で、まあ血圧はちょっとイライラしたりするだけで平気で200くらいまで上がったりするものやから、まあ全体的にあまり上がらないような生活(ストレス的な意味でも)を心がけるのが大切、というのが高血圧研究70年の成果なのだそうだ。あくび一回でも血圧はすーっと下がるらしい。塩分を制限すると血圧が上がるのがやや防止されるということだった。でも塩分4グラムの食事は味がないと言っていた(笑)。むかし大学にいたころ、病棟でそういう食事を一緒に食べていたらしい。

叔母や焼いたケーキと枝豆、インゲン豆などを貰って辞去。電車を乗り継いで京都へ。荷物を詰め替えなどして、地下鉄に乗って、夜は粟田山荘で宴席。ドイツ勢と家族皆で夕食。これがおいしかった。記憶に残るかぎり、はじめてまともにマツタケの土瓶蒸しなるものを食べた。スープがうまい。おさかなもうまかったし、羹も薄味で美味しかったし、炊き込みご飯はめちゃくちゃ美味だったし、フルーツも香りがよくて満足! 夜はホテルに同行して、何年ぶりかに妹と同じ部屋で就寝。パンダ写真を見せたり、引っ越しの話を聞いたり、健康管理の話を聞いたりなど。健康診断をうけるように勧めた。