曇り時々晴れ

今日は久々ののんびりデー。昨夜は皆おそかったのでゆっくり起き出して、遅めの朝食。ドイツはパンがおいしい。まずは洗濯をさせてもらい、町の散策へでかける。Hamelnは13世紀の笛吹男の伝説で有名で、町のそこここにモチーフがある。地面にはめこまれたネズミのプレートとか、銅像とか。マルクト教会の横の建物にはからくり仕掛けがあって、13時17時に動くということだったが、運よく行き会うことができた。あかるい曲調で始まるのだが、なんとなく憂いのある曲調で終わり、バッドエンドとあいまってホラー調のようにすら感じてしまった。翳りのある中世の良さ、と言うこともできるかもしれないけれども。その後、妹がいつも練習しているというマルクト教会のオルガンを見せてもらったりする。

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そのあと、R君と合流して、山手のほうのレストランに昼食を食べに行った。ここでいただいたチーズ入りホウレンソウのクヌーデルクリームソースが大変に美味しかった。それから山道を30分ほど歩いてこの季節にここでだけ群生するという白い花を見に行った。たしかに林の根本が綺麗な真っ白のお花畑になっていた。

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ドイツ語では三月のカップという名前だそうだ。綺麗。英語ではsnowflakeらしい。和名はオオマツユキソウ。

山を下りてしばらく休憩し、夜は近くに住むR君のご両親に会いにいった。イタリアの写真を見せてもらったり、10月の事を話し合ったり。ものすごくおいしいアルザスの白ワイン(特級も!)を2種類、ハーブ入りのクラッカー、いろんな種類のチーズやオリーブをいただいた。楽器がものすごくたくさんあって、ワインも美味しくて、居心地のよさそうな素敵なおうちだった。深夜に帰宅して就寝。