Nashvilleは快晴

朝5時半に起き出して、6時半の電車に乗って一路空港へ。今日は朝9時台の飛行機でテネシー州ナシュビルに向かう。ナシュビルに行くのは2009年に奨学金のエンリッチメントセミナーに出て以来、8年ぶり。あの時は夜な夜な奨学生の皆でバーに繰り出して、音楽を聴きながら踊って、楽しい思い出しかない。荷物も早々に出てきて、カウンターでゆったりしたおばさまに相手してもらってシャトルを予約し、宿へ。宿はダウンタウンから橋を渡ったところ。着いたら昼頃で、さっそくチェックインさせてもらうこともできて、歩いてダウンタウンに向かった。昔、皆で訪ねた店がそのままあって、懐かしくてちょっと感動した。でもナシュビルはものすごい建築ラッシュらしく、前には見たことのなかった建物がいっぱい建っていた。やはりリーマンショックから8年、景気がよくなったということだろうか。

すこしうろうろして空いていたNudie'sのカウンターで、生演奏を聴きながら、チーズバーガーとフレンチフライ、レモネードを食す。バーガーもフライも、店員のお姉さんがおすすめというとおり非常に美味しかった。ダウンタウンナシュビルのバーは、どこでも常に生演奏を聴きながら飲食できるのがうれしい。

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食後は、こちらも8年ぶりのカントリーの殿堂へ。周囲に建物が立ち並んで、見た目の印象がずいぶん変わっている。チケットカウンターで学生さん?と言われて笑う(が、あとから思えば中にいた2時間で見かけた入場者は私以外残らずすべて白人だったので、若い非白人女性1人が来ているということはserious studentでしかありえない、という判断だったのかもしれない)。今回は調査できているので、中を隅々見て回った。色々気づくこと思うこともあったが、とりあえずきれいに見えるようにしてある図書館部分が暗くて全くの無人というのがものすごかった。後で聞くと、ここの図書館は非常にクローズドでやる気がないらしく、ここに預けたら最後死蔵になってしまうのだそうな…。うーん。ロックの殿堂と事情が違いすぎて戸惑う。さすがに全展示を見て回っていたので、さいごはくたくたになって退館。早起きしていたということもあったので、宿に戻って少々仮眠する。

夜は今回いろいろアレンジしてくれた(ある意味)奨学生仲間のNさんが車で迎えに来てくれて、夕食をご一緒した。中華で米の?の炒め物。美味しかった。私がいつもイライラしていた、このプロジェクトがらみの様々について、すんなりかつ熱く共感してくれて本当にうれしかった。やっぱそう思いますよね! ヒストリアンならそう思うと思うんですよ。日本人だろうが米国人だろうが、誰に聞いてもヒストリアンは共感してくれた。なぜプロジェクト内ではそうでないのか…というのには頭を抱えるしかない。地道に頑張るほかないということだろうけれども。

帰りはまた宿まで送ってもらって、広いベッドで就寝。ミネアポリスの自宅よりマットレスが上等なので寝転がっていて気持ちいい。