引き続き快晴!

しっかり寝て起きた日曜日。朝はとりあえずフルーツとヨーグルトを食べながら昨日の作業の訂正をやる。さっさとやってしまうことがコツ。ごはんをたいて、昼は作り置きのカレーにして、昼頃に出立。今日はPillsbury A Millの特別見学ツアー。19世末から1930年代まで約50年間、ミネアポリスは製粉業の全米の中心地で、ピークは1817年、1930年代にdecenterizeされるまで最大の工場のトップ2がここにあったとか。その最も大きい製粉工場だった場所の見学会。動力はミシシッピ川の水力で、鉄道が走って小麦や小麦粉を運んでいたのだという。19世紀末にここで薄力粉の大量生産が始まるまで、世界は基本的に全粒粉を食べていたということ、当時は薄力粉は白くてpureなので栄養があるに違いないと思われていたことなど、色々学ぶことが多かった。ここが薄力粉の震源地、それが住んでる場所から徒歩20分程というのがなかなかの衝撃だった。機械の振動で建物がゆがんで補強したこと、タイルばりの「エレベータ」(小麦貯蔵庫)、水力タービンのあった場所なども見た。面白かった。またツアーをチェックしておきたい。

帰りにちょうど人の集まっているバトルに参加して、ルギアをゲット。そのまま散歩して帰宅。懸案だったアスパラスープを作り、パンと玉子と一緒に食べて夕食にした。他にはメール仕事など。

ちょっと湿度あり

ゆっくり寝て起きた土曜日。とりあえずまずはいつも通りファーマーズマーケットへ。菓子パンとコーヒー、茄子2本、ピクルス一瓶、卵1ダースなどを買い、公園で朝食。帰宅して、昨日の残りのトマトソースと茄子、冷凍していたアスパラガスなどでパスタソースを作り、昼食はパスタにした。午後は某資料の分量問題でひたすらTeXソースを作ることに費やす。ちょうどSamからメールが来て、夜の花火を皆で見ないかというお誘い。快諾して8時頃でかける。今日はミネアポリスの花火の日で、開始は10時から。あまり話を聞いていなくてどういうことなんだろうと思っていたら、会場の一等地の陸軍専用のスペースに友達のつてで入れてもらえるとのこと! わーい。今日の花火はアメリカでもトップ5に入ると聞いていたけど、さすがに近くでみるとど迫力だった。灰が飛んでくるほど。Trungのところの赤ちゃんにも初めて会えてよかった。日本人3人もいてなかなか面白かった。ラスベガス観光の案内をするなど。

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11時過ぎに帰宅して就寝。

ミネソタすずしい

やはり家だとよく寝られる。しっかり寝て起床。さっさと大学に行って作業開始。今日はまずたまりにたまったメールをあちこちに処理し、途中で割り込み処理が入った画像の件も片付け、送金し、お礼のメールを送り、レビューし、写真を整理するなど。思った以上に時間がかかる。夕方には帰宅して、バスに乗って買い出し。肉類や野菜、レッドカラントや果物なども買って、めちゃめちゃ空腹ながらもラグメンを作って食す。麺は乾うどん。おいしかった! こちらで売っているローストトマト缶が非常に美味しいことを発見。ラグメンはまた作ろう。カレーも作り置きし、色々片付けして一服して就寝。

最後まで晴れ

なぜか朝5時半に起床。昨日残り物でもらって帰ってきたパンとジュースで朝食にする。朝は時間があったので、ストリートカーで西の大学方面へ行ってみた。レトロな路面電車で、中も木製だしなかなかよかった。10時過ぎにホテルに戻ってチェックアウト。蒸し暑い。どこにいこうか迷ったあげく昆虫館へ。ネット上のレビューに「あまりにもこどもむけ」と英語で出ていて、行ってみたら確かに子供向けだったけど、思いのほか面白かった。東アジアからの白アリの移入、いま話題のヒアリの展示もあったし、移入したけど別に害はなかったグリーンバナナローチ、小さいワニ、その他のゴキブリ類など、狭いながらもなかなか充実。生きた蝶がたくさん飛んでいる展示室も。なぜか日本風のデザインにしてあった。カメラに泊まってびっくりしたりも。ヒッチハイカー?

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お昼は南部風のdeep fried seafoodということで、牡蠣とエビのフライをいただく。ポテトフライが塩気があるうえになかなかおおくてびっくり。少し残す。散歩してからホテルに戻り、預けた荷物を取って14時10分のシャトルにのる。同乗していた女性がイライラしていて往生した。空港ではスムーズにチェックインして、ミネアポリス行きの便へ。機内では今後の研究計画などを綿密にたてた。時間がないことで鬱にならないように。帰り際にスーパーに寄って、帰宅して、髪をあらって洗濯して水分補給してから就寝。

夕方に雷雨あり

7時前という早起き。機内でもらったグラノーラバーと昨日買った水で朝食にして、まずは歩いて第二次大戦博物館へ。さすが南部というべきか、めっちゃ蒸し暑い。博物館ではまず「Tokyoへの道」という展示を見た。終戦に向けて、東京に近づいていくという趣向か。ベテランの体験談がちりばめられ、米国側だけでなく日本側の死者数もきっちりかいてあり、また日本のcrazyな戦争戦略(兵站の軽視、特攻、竹やり訓練etc.)についても書いてあった。まあクレイジーであったことに疑いはないが、祖父が苦労したというフィリピンの戦いの展示はなかなか心の痛むのであった。最後の部屋では原爆と空襲が同じ扱いになっていたこと、原爆のことがさらりと流されていたこと、「長崎で土産を拾った」(!)という談話と一緒に溶けた瓶などが展示されていたのが印象的であった。しかし映像で被爆者の姿が出ていたこと、死者数をきちんと書いていたことは評価したい。投下に対するdecisionに関する記述は少な目で、科学者の責任に関する話もなかった。全体に「戦記」「戦史」という感じがする。その次が「ベルリンへの道」で、これも最後は瓦礫だった。対ドイツ戦の展示では、人種関連に関する記述があった。ちなみに日本の展示でも731部隊、中国での非道に関する記述もあったのだが、ドイツとすこし描き方が違うようにも感じた。別館にはボーイングの作った戦闘機が展示されていたりも。STEMに関する展示は期待外れだったが、私の研究に関連する記述が少しあって注目。

展示を見終わってからは、暑い中歩いて、途中のカフェでお茶を買い、それからミシシッピ川のフェリーに乗りに行った。普段見ている川よりずっとでかい! このあたりは流石に深いらしい。片道2ドルでのんびり往復。

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フェリーを降りて、案内所に寄りつつ、Cafe Du Mondeに行って名物のカフェオレと揚げパンを購入! 粉砂糖がかかってうまーい。食べ終わってからブードゥー歴史博物館に行ってみたが、ここは期待外れかつちょっと(人の欲が)気持ち悪かった。それに比べて、The Historic New Orleans Collectionは非常によかった。係の人も尋ねたら丁寧に説明してくれるし、なによりコレクションそのものがよい。アンドリュー・ジャクソンが、ニューオリンズの戦いの5日前に体調が悪いので別の人をかわりに送ってくれと頼む手紙(原本)など。もし1週間遅れていたらアメリカの歴史(ひいては世界の歴史)は全然変わっていたかもしれない。歴史のバタフライ効果とでもいおうか。閉館までいて、それからガンボショップにいってクレオール料理を食す。ガンボ、ジャンバラヤなど。ジャンバラヤおいしかった! ガンボもなぜか不思議にスプーンがとまらなくなるお味。

レストランを出ることから雨に降られはじめ、ザーザー降りのなかいったんホテルに戻る。荷物などを色々おいて、体勢を整えて、改めて出かけてPreservation Hallへ。途中で雨もやんで歩きやすくなった。黒人Jazzのライブ、本当に素晴らしかった! 大学の母校の昔の姿を彷彿とさせるようなHallの内部に、楽しい音楽。飛ぶように時間が過ぎた。CDを買い、白猫の写真をとって辞去。

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それからバーボンストリートをうろうろ散策。土産にステッカーやビーズネックレスを買い、写真をとり、パティオのあるバーでダイキリを飲んで一休み。この通りは本当に繁華街で、綺麗でセクシーな小柄な黒人お姉さんが煽情的な格好で立っているお店の前で、なぜか客引きのお兄さんに入店を誘われたりなど(笑)。いかがわしいグッズの店も多く、しかもなぜか女子や女性装のお姉さまでにぎわっていた。途中でジュースを買って、ホテルに戻って就寝。

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美しい夕暮れ

朝起き出してホテルの外へ。昨日と同じスタバでお茶とドーナツを買い、広場で食べる。ちょうどいいタイミングだったのでついでにポケモン散歩してから宿に戻り、チェックアウト。フロントの人も親切だった。5分遅れくらいのシャトルにピックアップしてもらい、助手席に座る。サンタフェからアルバカーキは素晴らしい眺め! ダッシュボードにパンダを置いたら、ドライバーさんが「サンディアエクスプレスならぬパンダエクスプレス」とウケていた。

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すんなり空港についてセキュリティエリアに入り、時間も迫りつつほどほどだったのでBLTサンドを買い、食べる時間はなかったのでもって搭乗。なぜかグレードアップされてプレミアムコンフォートだった。広いアトランタ空港で乗り換えて、ニューオリンズへ。着いたら日暮れだった。大分南なので日没が早い。到着ロビーでシャトルを往復申し込み、それに乗ってホテルへ。値段と地理の関係上、めずらしくHilton系列の宿を取ったが、部屋が広すぎ! 踊りの稽古ができるんちゃうかというくらい。ちょっとおなかがすいたので、夕飯はホテル1階のバーで、マグロのタルタルと生牡蠣6つ、バーボンとピーチとミントのカクテルにした。牡蠣うまい。デザートを勧められたので、ローカルなものをといってBread Puddingにbuttered pekanソースとバニラアイスがのったものにした。これも美味しかった。隣に座ったカップルに、ローカルで最高のチョイス!と言ってもらうなど。お兄さんはミネソタにはメイヨーを訪ねていったらしい。お医者さんだったのかしら。

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夕立あり

ベッドは気持ちよくて良く寝て起きたがなんとなく頭痛がする。脱水か高山病か。とりあえず出かけてスタバでアイスティーを飲み、ドーナツを一つ。サンタフェは建物の形がかわっている。 

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聖フランシス大聖堂、ロレッタチャペルのらせん階段、最も古い家、最も古い教会を見てから、ビジターセンターで地図をもらい、その次に州議事堂に行ってみた。サンタフェニューメキシコの州都である。州議事堂を訪問するのは、ネブラスカミネソタ、テキサスに続いて4つ目くらいだろうか。他にもどこか行ったっけ?

 

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その次に、画廊が軒を並べるキャニオンロードに行ってみた。暑いので炭酸水を買って飲んで休憩してから歩く。なかに、とっても綺麗な蝶の絵が。家に余裕があればほしかったなあ…。また歩いてオールドタウン方面に戻り、アイスクリームとお茶で休憩。その近くのZuniのフェティシュを専門に売る店でお土産を探す。フェアなトレードを目指しているということで、説明もきっちり専門的で大変よかった。トルコ石のクマさんをお迎えする。その後もいくつか土産物屋を巡った、というかサンタフェの街中が全体的にそんなんばっかりである。鉱物屋さんんとかも。雨も降りそうなので、ネイティブアメリカンの現代美術館に行ってみたら展示が半分しかあいていないということで半額。

 

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そのあとにジョージア・オキーフ美術館に行ったのだが、この美術館が非常によかった。というか、そもそもオキーフの美術が私好みということなんだと思う。閉館まで満喫。夕食はラ・フォンダの1階に入っているレストランでパスタを食べたのだが、これがアメリカで今まで食べた中でも指折りのうまさ! 超美味しい! ビーツのスープもよかったし。満腹でホテルに戻り、ゆっくり休息。いつのまにか頭痛はなおっていた。

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