快晴!!

夜中何度か目が覚めつつ起床。打ってかわって快晴。コンビニ朝食をさっととってから、今日は観光用循環バスに乗って仙巌園へ。昔来たはずなのだがあんまり覚えていなかった。確かに大河ドラマで見た光景が広がっていて妙に感心した。お殿様の御殿は、さいきん公開したお部屋などもあり、釘隠しも色々見比べることが出来たり、お殿様の居室で座ることもできたりしてなかなか楽しめた。奥の展望台からは晴れた桜島が一望できて綺麗だった。

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孟宗竹を日本で初めて導入した場所もここだったらしい。

尚古集成館も見学し、出たところのカフェでお昼を食べることにした。ここで発覚したのが、Gがフェリーの港を勘違いしていたということ。遠い場所なのでよほど急がないと約束の時間に間に合わない。大急ぎで昼食を食べ、来るのかどうか怪しい路線バスになんとか飛び乗り、鹿児島市内の中央部でバスを乗り換えるつもりが間違ったバスに乗ってしまい、次のバス停で降りて前のバスに乗ろうとするも角を曲がってバスが行ってしまい、途方に暮れつつプランBでタクシーで鹿児島中央に向かい、在来線で南鹿児島駅に出て、流しのタクシーを拾ってフェリー乗り場へ。ぜいぜいしながら切符を買って、フェリー乗船。中でおやつを買って食べつつ40分。やはりよく晴れて桜島は素晴らしい眺めだった。大隅半島側についてフェリーを降り、タクシーに乗ってつけあげ屋さんの前に行くも閉店中で、そのまま大叔父さんの家に行ったが不在。何故なのか。実家に連絡させ、Mおばさんにも電話し、隣のガソリンスタンドから親類のYさんにも話をつけ…結局1時間半ほど待って、一家が帰ってきた。我々を迎えにこようとフェリー乗り場で3本待っていたらしい。どういうことやねんという行き違い…。確認の電話は何度もやりましょう。Gは電話番号も教えてなかったらしいし。たいへん申し訳なかった。

とはいえ何とか会えたということで、近くのレストランでお寿司の定食と貝汁を頂き、近況を話し、家族の写真を見せるなど。次のフェリーまで時間があったので、いったんおうちに戻り、仏壇に線香をあげていたら、大叔父さんが出してこられたのが娘さんがもらってきたという幻の森伊蔵。さすがは薩摩の人らしく、コップになみなみとつがれる。私にもつがれる。少しだけ、というと、ばあちゃんがつぐんだから遠慮するな!という旨のことを鹿児島弁で言われ(細かいところがリスニングできない)、それではといただくとなみなみとつがれる。これがまためちゃくちゃ飲みやすい。おいしい。するするっと飲める。危ない酒であった。ちょうどタクシーも来ようかという5分前にお酒をつがれたので、それを勢いよく飲み干し、お元気で、またお目にかかりましょうとご挨拶して辞去。お二人ともお年だけど、またぜひお目にかかりたいもの。お酒とごはん、ごちそうさまでした。

タクシーの運転手さんは義父のいとこの同級生だそうで、まあ要するに地元の人はみんな知り合いという田舎ならではの状態なのだった。真っ暗の海でフェリーに乗って(本当に動いているのか疑うほどの穏やかさ)、オリンピックのカーリングの中継を見ながら元の港に帰り、バスに乗ってホテルの前まで。明日の朝食を買って帰宿。今日は大冒険だったけど、親戚に会えて楽しくてよかった。