クリーブランド3日目。さすがに昨日27000歩以上歩いたうえに全然居眠りしていないので、朝5時半くらいまではぐっすり寝た。時差ぼけ中にしては上出来。
ホテルのレストランで朝食にしてから支度して歩いて出立。涼しくて爽やか。アメリカの道はまっすぐ行こうとしても途中がFreewayになっていたりするので予断を許さない。昨日祖父に頼まれて買った地図が功を奏す。途中、祖父の同僚が働いていたというCharity Hospitalを見つける。
Cuyahoga Community Collegeの一角にArchivesがある。見れば非常に新しい建物。後で聞くと、2009年にできたらしい。新しい。所長のAndyは非常に親切で、色々と丁寧に説明してくれて、色んな部屋も見せてくれた。スタッフを集めてカンファレンスルームで一時間以上も相談させて頂いた。お忙しいのに…。感謝しかない。色々と発見があった。storageのこととかmetadata standardのこととか。ひとつ実感したのは、日本のいろんな人たちは本当に米国の標準を認識してないっぽいということ（私も含めて）。学んだほうが早いことも多いのに。写真も撮らせてもらって実り多かった。とりあえず2時間近く録音したのでまた聞き直して報告書を書かなければ。
お忙しそうなところを辞去して、いったんホテルへ。ぐったりしつつ午後の予定をたてる。とりあえずホテルを出て、ダウンタウンのChocolate barへ行き、バナナ・ベイリーズ・チョコのクレープを頼んでみたのだが、米国が久しぶりなので油断していた。頭にがつんとくる甘さだった。
Tower Cityの郵便局ではがきをだし、散歩がてらエリー湖沿いに向けて科学博物館横まで歩く。さっきからどうも爆音するなあと思っていたら、頭上低空を青い戦闘機がびゅんびゅん飛んでいる。えー！！と思って、博物館横の広い芝生のところで見上げたら、6機の戦闘機が隊列組んだり単独だったり離合集散しながら、宙返りするわ、きりもみで落ちてくるわ、超至近距離ですれ違うわ、湖上の超低空を爆進していくわ、すごいことになっていた。エリー湖からクリーブランド市街の上を縦横無尽に飛び交っていた。自分の真上を文字が読める高さで飛んでたりしてびっくりした。
ものすごい爆音で、初めは怖っと思ったものの、猛禽類のように飛んでいる戦闘機みると、あんなに飛べたら気持ちいいかもなあと思った。終わるまで延々眺めていた。
ひとしきり飛んだら近くの空港に降りて行ったので、様子を見に行ったら、なんでも週末に航空ショーがあるのだそうで、海軍のブルーエンジェルズだった。日本にはまず来ないんだそうで、これはものすごくラッキーだったかも。そもそも戦闘機を生で見たのはこれが初めてだったし。後できけば、ブルーエンジェルズは機体同士の距離が近いので有名だそうで、確かにめちゃめちゃ近かったなあ。初めて見たのでこんなもんかと思っていたが、とてもじゃないけど「こんなもん」ではなかったらしい。
日光に当たりまくったことでもあるし、ホテルに帰還。途中、ジャイロのサンドイッチとギリシャ風サラダを購入。なんとなく食べ過ぎているような気もする。ホテルに帰ると疲れて眠くて仕事にならない。
