曇りのち雨

本日出勤デー。パンを買ってから登校。研究室で朝食にしてから仕事開始。今日はおーぷんきゃんぱすということで、相談コーナーにまる一日座る。うちの部門はもともとそれほど人気のある部門ではないので割と空いていたのだが、割とコアな関心を持ってきてくれる生徒さんとかもおられたので大変よかった。あとうちの部門は大人受けするということも分かった。N学部のM先生とひさびさの再会。一緒にお弁当を食べてお話など。

帰りはK先生D先生と同じ電車になり、色々と話した。アナ雪の日本語歌詞が原語歌詞とは似ても似つかないほどのマイルドなものになっているということと、exclusive society(排除社会)の訳に「無縁社会」が当てられていることの根は同じなのではないか、という話。今の日本社会に受け入れられやすい言葉に変えて翻訳するということ、そのせいで見えなくなる本質があるということ。英語で喋るエルサは、自分を肯定してるんじゃなくて、他を拒絶している。無縁や孤立と言った途端に、「排除」する主体は見えなくなり、自己責任論に滑っていく。馴染むような翻訳をすることの危うさ。