砂埃のなかの移動日

アラームをかけて6時起きして、荷物をまとめてホテルの1階でパンとバナナで朝食。7時半にPさんが車で迎えに来てくれて、今日はGの調査でバンビエンに向かう。途中研究所とPさんの自宅による(1歳半の長男さんかわいかった)ひたすら北へ。途中麺料理で食事(Pさん的には朝食)をとり、そのあたりから平野が切れて山地に入る。道はぐるぐるで、ところどころ舗装もなかったり。最近中国が北のほうから鉄道を敷いているらしく、その工事が見えたりもした。ひたすら北にあがって3時間、バンビエンに到着して、適当なホテルにチェックインし、ホテルの前のレストランで焼き飯を食べ、川沿いに散歩してソン川で魚取りをしている人たちや水遊びをする女の子たちを眺めながらぼんやり。

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そのあとホテルにもどって連絡が来るまでひたすら待つ。結局夜まで待つということになって、30分ほどふたたびGと散歩に出かけ、夕暮れの橋を眺めたりした。

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7時頃に車で出立し、15分くらいのところの法事の会場で今日は調査。外国人は当然我々だけで、現地の言葉が喋れないのは私だけ。緊張した。ブッフェ形式の食事を少しいただいたが、ここで頂いた豚の角煮がめちゃめちゃうまかった。すごい。そのあとはけっきょく午前2時まで調査につきあい、私は写真をとったり、勧められた酒を飲んだり(自家製の焼酎ということらしかった)していた。この酒はとてもうまかったのだが、もしかしたら後でおなかを壊した原因だったかもしれない。とはいえ、結局何が原因なんだかわからないのだが。あとできくと、外国人な我々について、周りの人も「なんなんやこいつら」みたいな感じで始めは怖がっていたらしいのだが、一緒にごはんは食べるし酒を勧めたら断らずにすいすい飲むし、なんやええやつやないか!みたいな感じになっていたらしい。この辺の感覚は万国共通なんかもしれない。とりあえずその辺は功を奏してよかった。お酒そのものはうまかったし!

午前2時頃に私だけPさんにホテルで送ってもらった。空は薄曇りで星はなく、電灯がない農村の道は正真正銘ピッチブラックで、こんな暗い場所を見たのは初めてかも、と思うくらい暗かった。宿についたら案の定シャワーからお湯はでないので(しかも午前2時で結構すずしい)、とりあえず洗顔して体を清拭して就寝。ホテルの横は電灯がついててちょっと寝にくかった。それにしてもビエンチャンで買った蚊取りが功を奏して何より。