ただただ曇り

周囲の宿泊客がうるさい人たちで夜中や明け方に目覚めたりしたが、その割にはすっきり起床。昨日買いだしておいたパウンドケーキに、フルーツを買い足して部屋で朝食。安上がり。今日は雨が降るかと思いきや降らなかったので、マンチェスター大学のちょっと離れたキャンパスまで歩いていくことにした。Google Mapによれば30分かかるということだったが、実際は20分で着いた。近いやん。まずは記念にKilburnとかTuringと名前のついた新しい建物を見に行く。土曜なので全部しまっているが。その道中の看板で、当時当人らが働いていた建物が残っていることを知り、そちらに歩いて行った。現在は健康心理学のプログラムが入っている、レンガ造りの建物で、青い記念プレートがはってあった。昔この建物であの人たちが働いていたのかと思うと、妙に感傷的な感覚になってしまう。

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大学博物館に行ってみようと思ったら、ちょうどすぐ隣の建物だった。絶滅動物の展示とか、古代エジプトのミイラ、ローマガラスや碑文などローマ時代の遺物、イギリスを中心とした世界各地の化石(アメリカから来たT-Rexも)、動植物や昆虫の標本、ヤドクガエルの飼育エリアなど、なかなか多種多様で面白かった。

博物館の売店を一通り見て、大学の売店が閉まっているのを確認し(土曜なので)、おなかもすいたことなので、チェックしていたティールームへ。地元の人気店なのか、3組くらい先に待っていたが、どうせ時間もあるのでゆっくり待つ。意外と10分くらいで入れた。ちょっと小さ目のクリームティーとサンドイッチのセットを注文。これがおいしいのなんの! やっぱり英国のお茶は最高。お菓子とお茶にかけては、米国は足元にも及ばん。英国の圧倒的勝利。店員さんも感じがよくて、流行ってって回転のよいお店で、対応も早く、とても満足。

宿に帰りがてら、Sheilaに頼まれたお土産を探す。いきしなにめぼしをつけていたお店で、頼まれたスカーフ(マフラー)を発見。これでお土産はばっちり。いったん宿に戻って荷物を置き、また出立。歩いてすぐのところにあるクラフトセンターを覗いてみるため。ここで、コンピュータエンジニアの子連れのおじさんに声をかけられ、少し話す。そういう歴史をやっているというと驚かれた。かわいいカーネリアンの手作りペンダントを発見し、60ポンドで購入。それから、あまりに綺麗でどうしてもほしくなった美しい焼きのカップを35ポンドで購入。ああ満足。気を付けて持って帰らねば。まだ喉が渇いているのか、やっぱり暖かい美味しいお茶が飲みたかったので、夕食替わりにまた別のティーハウスに行って、お茶とお菓子をいただいた。うむうむ満足。