夜もだいぶ暖かい

今日はちゃんと起き出して出勤。朝からアーカイブで某Cooperの資料を閲覧させてもらった。やはり少ない。これはSouth Floridaまでいっぺん行かんとあかんかなあ…まぁ優先順位は高くないけど、いっぺんいっといてもいいような気がする。終わってから写真の整理を行う。なんかTomが作業してるなと思ったら、1985年のマッキントッシュを授業のために準備してた。まだ動く。Excel 1.1とか、なぞのMicrosoft Works(たぶんOfficeの初期バージョンみたいなやつ)とか色々見せてもらう。Excelは論理関数はもちろん色々会計計算用の関数が整備されててかなり高性能だった。そこまでのが必要じゃない人はWorks使ってたのかもしれない、とか話す。音声出力なんかもあって面白かった。ついでに、Jones氏が持ってきたとかいうXerox ParoAltoのマウスの試作品のひとつ(?)なんかも見せてもらう。金属部品があるのでかなり重かった。一旦帰宅して昼食はパスタ、大学のメールアカウントをチェックし、調べものをいくつか。なんかこまごまあるのと、気分的に落ち着かないのとで進みが悪い。切りのいいところまでやって帰宅。踊りに行くために駅まで歩いていくと、学生たちがAnti Trumpのプロテストデモのために集合していた。後で聞くと、一部はその後I94をブロックとかしてたらしい。

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とりあえず様子だけちらりと見てから踊りのスタジオへ。今日はColette先生のほか、SarahとかFresaが参加していたが(3人とも白人)、やはり選挙の話になる。みなヒラリー支持だったようだ。さて、新しい大統領が登場したわけだけど…とかいいながら、どうするのこれ…みたいな顔をしている。Coletteが私に「あなたは選挙は関係なかったんよね」というので「うん、わたしは日本人でアメリカ市民じゃないから投票もせえへんけど、それにしても2008年の選挙のときとあまりにも違う。雰囲気も、テレビでのディベートだって」と言ったら皆「ほんまそれ」みたいな反応をしていた。「日本でも話題になってるよ」と言ったらColetteが「日本人はみな笑ってる(laugh)でしょう」というので、「いやー、日本人は笑える立場じゃないですよ。過去5年の政権見てもそうやし、私の故郷大阪でも…」とまたしても維新の話をしたら(テレビでの有名人が変化をもたらしますと標榜して知事になって…)、みな「あーどっかで聞いたような話」「Sounds familiar...」とか言う。「投票してない人の人数はどうやったの?」と尋ねると「どうやろ」「でもミネソタ投票率かなり高かったはず」とのこと。Sarahいわく「まぁとりあえず仕事に行って、何事もないような顔して働くしかないけど、それにしてもscary、だって街の半分! 半分の人があの大統領を支持してたんでしょ…」。「民主党支持者が投票しなかったからだ」とも。3人は2020年まで待てるやろうか、もしかしてObama大統領(ミシェルの方)の可能性もあり!? えーでもいやー2020年とか無理!と頭を抱え、でもほら2000年の選挙のときはミネソタは真っ青やったし!と誰かが言って、Coletteが「まだ希望はあるね」と言ってレッスン開始だった。

レッスンはレトラのふたつめ。慣れない振りが多くて難しい。くたくたになって帰宅。鶏肉を食して就寝。