晴れときどき雪

福島2日目。早起きして宿の温泉を満喫。露天風呂で、地元出身だというご婦人に若松での観光情報を教えてもらう。朝食をとってチェックアウトして出立。1時間に1本しかない電車で猪苗代へ。晴れていて、電車にはスキー場目当ての若者がたくさん乗っていた。

猪苗代駅で降りて、タクシーに乗り込み、まずは白鳥のいる場所に連れて行ってもらう。猪苗代湖にはシベリアから白鳥が飛来するそうなのだが、鴨と一緒にものすごく沢山いた!

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雪もたくさんでテンションあがる!

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5分ほど満喫してから、タクシーに乗り込んで、野口英世記念館まで連れて行ってもらって降りた。野口英世の生家が保存されており、記念館は改修中で1階のみの展示だった。記念館の展示については、当時がいわばスピロヘータパラダイムの真っ最中であり、まだウイルス概念がなかったことについてもうちょっと言及してもいいのではと思う。それにしても、洗い物の最中に息子が大やけどをしてしまった母は、きっとずっと後悔しただろうし、だからこそあんなに頑張って息子を支えたんだなあと思うと切なくなる。

記念館の裏には、背丈を超える程の雪が積まれていて、何か鳴き声がするのでそれをがんばってよじのぼったら、白鳥の群れが見えた。

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雪の中をてくてく歩いて、世界のガラス館なる店で切子のお猪口を買い、隣のビール館で猪苗代地ビールを飲みながらソーセージ食べた。磐梯山や、飛んでいく白鳥が見えた。雪が白くて目が痛くなりそうだった。

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てくてく歩いて郵便局に立ち寄ってから、バス停前のカフェ(去年できたばかりでメニューも非常によかった!)でコーヒー飲んでから、バス(2時間に1本ほど)に乗って駅へ。会津若松行きの電車に乗る。会津若松にもだいぶ雪が残っていた。ホテルに荷物を置いて、バスに乗って、飯盛山へ。白虎隊最後の地らしい。雪で、急な階段がかなり怖かったのだが、エスカレータ(有料)が動いていたので助かった。それでも、上のお墓のあたりはかなり深い雪で、歩くのもちょっと大変だった。自刃の地からは若松の市内が見渡せるのであった。

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帰りに寄ったさざえ堂とやらが、カルト的な場所だった。中の内装といい受付の女性といい…。あれは一体何なのか。そこからさらにバスに乗って、斉藤一の墓に立ち寄り、そこからてくてく歩いたのだが、寒くて気分が悪くなってきて、野口英世ゆかりの會津壹番館でお茶にした。京都にほしいと思うくらい素敵なカフェだった。はちみつつきの紅茶がお得で美味しかったし。お勧め。

そこからさらにてくてく歩き、ホテルまでの道にあった飲み屋で地酒を飲んだら、いい感じにあったまった。ホテルに帰って休む。今日はよく行動した。