シアトル最終日

6時前に起きようと思っていたのにうっかり5時に起きてしまった。睡眠不足確定。どうにもならんのでとりあえず起きる。支度してほぼパッキングし、いつものドーナツ屋に行ってまずは朝食にした。ジャムののったのとコーヒー。まだ外は暗い。それから歩いてPike Marketの前にあるパン屋に行ってみたが、残念ながらお目当てのレーズンとピーカンのパンは届いていなかった。しかし待つ時間もない。残念。かわりにグラノーラとサワードウを購入。ホテルに戻ってパッキングを終え、重いスーツケースをひいてライトレールに乗り空港へ。昨日Buyuとカニを食べたレストランはライトレール沿いにあったようで、車窓から見えた。駅も近いしこれは便利かも。SEATACではびっくりするくらいセキュリティチェックが簡易化されていて、何事かと思った。飛行機は混んでいて、隣の人はフレンドリーだけど大柄だし狭いしなかなか。後できいたら、隣の人はちょくちょく日本で仕事をしているAmazon社員のお兄さんだった。職場の人にぐでたまのガチャを配ったことがあるらしい。あと色んなフレーバーのオレオ。福岡に友達がいて1年ごとに行ってるとか、鹿児島にもいったことあるとか、街としては大阪が一番好きだとか。奈良に行ったことがないというのでお勧めしておいた。あと熊本も。飛行機は定刻通り出立。

シアトル5日目、いいお天気

本日発表日。昨日なかなか寝付けなかったのだが、今日でサマータイムが終わったことが功を奏して、そこまで短睡眠時間にはならずに済んだ。今朝は気になっていたスターバックス一号店に行ってココアを買い(さすがに早朝は空いている)、写真もとって、その近くのパン屋でデニッシュを買い(うまかった)、さっさとココアを飲み終わってホテルの近くで別にコーヒーを買って、ホテルのロビーで準備の仕上げ。セッションは9時からで、1人キャンセル、聴衆は全員で5人ほどで大変にこじんまりだったが、そこそこ議論は盛り上がってよかった。終わったあと、論文を書くべきと言われる。うむ。しかし今回は思ったよりも質疑に困らなかった、というか、今回来ていた他の日本人2名がなかなか英語の受け答えができない2名だったのだということに気づき、いまさら日本人の平均からしたらまあ喋れるほうなんだなと自覚した。しかし、あんなに喋れなくてこれまで国際会議に何度も出ていたということは、実は国際会議ってそこまでしゃべれなくてもどうにかなるものなんだろうか?? あれでどうにかなるのなら私は絶対どうにでもなる。

終わってからホテルを出て、前も行ったモールでエビのサンドイッチとクラムチャウダーを食し、天気がよくなってきたので、モノレールに乗ってスペースニードルに行ってみた。

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素晴らしい眺めだった。晴れてるなんてラッキー!

ほどほどでまたモノレールで引き揚げ、ホテルに戻って半分ほどパッキング。3時にBuyuが車でピックアップしに来てくれた。ミネソタ時代の友人。まずはインターナショナルディストリクトでスーパーを眺め(アジア食がなんでもある)、バブルティーを飲みながらおしゃべり。最近行った国とか、食事がどうとか、シアトル近郊の気候がどうだったとか。それから車で近くの公園に行って散歩した。湖水が綺麗。

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ミネソタからシアトルに来てどうだったか、という話などをする。シアトルは過去5年、家賃が上がってないらしい。なかなかaffordableだと言っていた。へー、そうなのか。ベイエリアみたいにもっとskyrocketingなのかと思ってた。

そして、夕食にcajun seafoodをごちそうしてくれた。これは新鮮な魚介をスティームして袋に入れてソースであえたのを、ビニールの手袋をしてワイルドに食べるというやつ。

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特産のカニDungeness crabをaddしてくれたのだけれども、これがめっちゃおいしい!

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カラはやわらかめ、身はたっぷり、臭みはなくてカニ味噌もたっぷり。袋にはいってるほうは、地元産のクラムとエビ、別の種類のカニ、コーンとポテト。エビも新鮮で、まったく臭みなく、甘味だけがあって最高! そしてコーンとポテトがあう! それにしてもソースがうますぎ! ものすごくワイルドに2人で平らげた。ありがとうBuyu! シアトル近郊の海産物を満喫して大満足! これは次に彼が日本に来たら高級和牛をおごらねばならんな…。

最後、向かいのカフェでお茶を飲みながら最近の日本のツーリズムについて話したりしていたが、閉店時間が来たので解散。ホテルまで送ってもらった。また会う日まで。
いろいろと返事をすべきメールがたまっており、メールに返事して、パッキングしてから就寝。それにしても今回の出張ちょっと過活動すぎるな…。これは帰国したらexhaustedやぞ…。

シアトル4日目、なんとか降られず

なんだかんだでまた入眠に失敗しつつ早起き。これは時差ボケが治らないまま帰国になるのでは。というか、昼間ぜんぜん眠くならないので、そもそも時差ぼけといってもよくわからない。今日はまず朝いちのセッションを聞きにいき、昼まで時間があったのでロビーで仕事してたら日本人Yさんが来たので少し話し、昼休みのセッションを聞きに行き、そのあと午後いちのセッションも聞いた。午後いちのセッションは私の専門に近いものではあったが、やっぱりちょっとキャッチアップるするのが大変な分野なので、昨日Tomに話した方向性に進むのが戦略的に正しいのだろうと思う。

その後は会場を出て、いささかお買い物。チョコなどを買い足し、やはり一度は食べないと帰れないハンバーガーを食べに行った。パブでクラフトビールを頼み、ハンバーガーとチップス。お昼をスキップしたので、食べるとめちゃハッピー。宿に戻って、身支度して、明日の発表を準備したら結局夜遅くまでかかった。まあある意味最終日でよかった。どこをどういうふうに直せばいいのかわかったし。こちら(というかこの学会)の流儀はやはり日本とは違うよなあと思う。

シアトル3日目、晴れ間と小雨あり

大変疲れていたのか、一度も目覚めずに起きた。ちょっと遅れ気味にセッションを聞きに行く。大学院生の10分フラッシュトークというやつ。あとで歴史分野でそんなのできるのかと言われたけど、なかなか悪くないと思った。そこでトムを見つけ(というかトムも私を見つけ)、セッション後にちょっと話そうということになって、一緒にお昼を食べに行った。近くのバーで、トムはハンバーガー、私はビーフサンドイッチを食べながら(トムありがとう!)、色々とキャッチアップした。トムは私の在外中にサバティカルに出て以来会っていなかったので、あれが2017年6月だったから、はるばる1年半ぶりになろうか。トムは色々あって大学を辞めて、先祖代々の土地であるワシントン州北西部の島に引っ越していた。そして来期からは2年間、我々のメインの学会の会長をするのだった。奥さんが医師で忙しいし、家のこともしたいし、本も書く予定があるので、しばらくは大学では教えないらしい。私は、先々週本が出たこと、こんど某有名教科書の翻訳をグループでするという話をしたら、とても喜んで励ましてもらった。とくに翻訳について、気を付けるべき箇所について教えてもらえたのは実り多かった。トムが言うなら間違いがない。あと、これが終わってからの研究計画についても話した。やはり日本人は英米圏のことだけでは勝負にならないし、日本語が読めて英語が読み書きできるという能力を最大限活用するのがbody of knowledgeへの貢献という点で重要なんだなあと学会に来ると再確認できる。ゆっくり1時間ランチして、近況をキャッチアップして終了。会えて話せて本当によかった。

午後はマーケットに行ってしばし買い物。土産物類をいろいろと買い出し。それから気分転換に水族館に行ってみた。タコがアクティブなのが非常によかった。あと、飼育員の人と話したが、シアトル近郊もウニ増加の問題はないわけではないが、ラッコがいるとウニを食べるのでバランスが取れるらしい。なるほど。

夕方から夜は、まずサリーの授賞式。Sメダルおめでとう、サリー。本当にすごい。本を書き、論文を書き、地元の歴史協会に貢献し、授業をバリバリ教え、学部長もバリバリとやり(つぶれそうになった学部があると引っ張り出されて関係なくてもdeanをやること数回のアドミニストレーション能力の高さ)、学会の要職を歴任して会長もやり、そして本も書き、数十人の博士課程学生を育て、力強く優しくリーダーシップがあり……久々に同期(!)のエイミーに会ったけど、彼女も「サリーのエネルギッシュさにはかなわない」というほど。かつて出産後3日で教壇に立ったというサリー。彼女はこれまでどれだけの女性研究者のロールモデルとなってきただろうか。サリーはメダルにふさわしい、といろんな先生方がおっしゃっていた。授賞式のあと、レセプションでポスターセッションを見つつフルーツなどをたらふく食べ(先日の本に関係するポスターで質問できたのはよかった)、そのあと大学オンリーの祝賀会に参加させてもらって(ホテルの35階)、スーザンにお祝いメッセージ帳に一言書かせてもらい、エイミーにアドバイスを請い(19世紀の教科書について。本当に助かった、ありがとうエイミー)、サリーに改めておめでとうを言って一緒に記念写真を撮り…大変充実した夜になった。それにしても、全くの偶然とはいえ、私がミネソタに行ったのは本当にかえすがえすもラッキーだったと思う。優秀で温かいひとたちに沢山出会って、何年もたってからも覚えてもらっていてこうして声をかけてあたたかく迎えてもらえて、研究の話ができるとは、幸運の一言につきる。サリーやスーザンにも、1度のみならず、2度も来たからね、と言ってもらったり、またミネソタで会いましょうと言ってもらったりした。みんな本当にありがとう! 私もがんばらないと。

シアトル2日目

本日から学会初日だが、午前中はセッションがないのだった。朝から近くのドーナツ屋さん、Top Pot Doughnutsに行ってみたら、これが大当たり! かつてミネソタで通っていた(いまはなき)Overflowを思い起こさせる内装のドーナツカフェ。甘いドーナツとコーヒーで、アメリカに帰ってきたなーというのを実感する。

それから路面電車に乗って、産業歴史博物館に行ってみた。ここのスポンサーはやはりアマゾンとマイクロソフトらしい。シアトルの歴史(かさあげとか、日系移民キャンプとか)を学べたのはよかったし、マイクロソフトの歴史に関するインタビュー含みのインタラクション画面展示がなかなかよかった。めちゃめちゃIBMと対比してたけど、これ、背景を知らないと初見ではピンとこないのでは。

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ほどほど引き上げて、ダウンタウンに戻って、クラブミートサラダのサンドイッチとビスクスープで昼食にした。やはり西海岸は海産物がおいしい。どうせ食べるなら日本で食べない食べ方をしないと。

午後からはセッションを聞きに行き、本のブースで本を買い、科学と暴力に関するシンポジウムを聞いて(地元の部族の代表者の挨拶も聞き)、それからレセプションに出た。Y君に本を渡し、ネイサンに挨拶し、ワインを一杯だけ飲んだ。食事をしそびれたので、帰りにホテルの近くでピザをテイクアウトしたらこれが大当たり! クラシックペペロニと洋梨チーズ。めちゃ美味しかった~。Rocco'sというお店。扉の係の人もフレンドリーだったし。ごちそうさまでした。

雲もあるが綺麗な天気だった

今日から1週間アメリカ出張。京都駅にたどりついたところで、携帯にデルタ航空から電話がかかってきた。韓国から乗る便が遅れているという連絡。そんな連絡をわざわざ電話でもらったのは初めてでびっくりした。というか、これリスニングに慣れてなかったらとても聞き取れないのでは。はるかに乗って関空へ。天気は晴れ。20分遅れでまずはインチョン行きの便に乗るが、そもそもインチョンからの便が遅れてるので全く問題ない。インチョンでは3時間くらい時間があったので、トランスファーラウンジでダラダラ横になっていた。1時間おくれくらいでシアトル行きが出発。フライトは全部合計して10時間くらい。そのあいだ、映画でFrozenやらFinding Dorryやらを流し見した。隣の席は空いていたので助かった。気力がわかないがプログラムは読む。

無事にシアトルについたが、今回はびっくりするくらい入国がすんなりで、これまでのは一体何だったのかと思うほど(まあ、思えばこの10年ほどは日本から行くときはまあまあすんなりだった気がするが)。おかげさまで荷物もすんなり。この空港で降りるのはたぶん3回目だが、シアトルのダウンタウン方向に行くのははじめて。切符を買ってライトレールに乗る。車窓に見える秋色が綺麗。黄葉紅葉してるのに人が少なくてほっとする。シアトルのダウンタウンで降りてホテルまで歩いたが、治安が若干微妙?という感じ。ハロウィンの日だったからか? そういうわけでもなさそうだったが(後できいたらY君も同じような感想を持っていた)。無事にチェックインし、まだ午後なので買い物に出かけた。アンテイラーで服を見て、職場で使えそうなポンチョを買い、ターゲット(懐かしくなる)でKindバーとギラデッリのチョコ、水とヨーグルトなどを買い、スタバでサンドイッチとココアを食して夕食替わりにした。時差ぼけで入眠の調子が悪い。

授業してると暑い

本日くたくた授業デー。2コマ目はG講義。映像も見せたら時間がかかるというか、なかなか進まないね。少し休憩をはさんで3コマ目はKS講義。今日は何か後ろで立っている2人がいたが、あれはもしかして院生の見学か? 疑わしい…。5コマ目はHB講義。このクラスはたいがいいろんな質問が来る。今日は授業が終わってから専門の選択についてまで相談された。なかなか。さっさと帰宅して、夕食を取り、明日の出立の準備を最後までやって、メール仕事と発表の準備を片づけてからようやく就寝。ここから半月ほどは体力との闘いか。