外の世界は大雨らしい

まあまあ寝て起床。夜中に廊下であー!あー!と泣いている赤ちゃんは、隣の部屋の双子ちゃんの片割れなのだろうということにようやく思い至る。母上はたいへんだ。朝食後に昨日の差し入れのマンゴーの残りを食べて満足。体重は横ばい、各種検査、NSTもいつもどおり。11時くらいから眠くて小一時間ほど昼寝。あっという間にお昼。お昼のあとに、外来でお世話になっていたM先生きたる。基本的に昨日と内容的に同じことを説明してくれはったわけやけど、M先生は語り口が柔らかくて、なんというか癒し系であり、内容は一緒やのに昨日よりずっと「そっかあ、はーい、がんばりまーす」という気持ちになる。説明の雰囲気が柔らかいんやなあ。私がこれまで出会った産婦人科ベテラン男性ドクターはみんなそんな感じという印象。クリニックでお世話になってたS先生もそうやけど。やはり経験値の差やろうか。午後は須賀しのぶさんの『革命前夜』を読んでいた。旧東ドイツの話。私はなぜこうも旧共産圏の話ばかり読んでいるのか。須賀さんはキルゾーンシリーズ時代からのファンであるが、やはり面白かった。思ったよりもずっと政治の話だった。午後に診察があるという話だったが結局なしになり、今日から降圧剤が正式に1日3回になった。夜には担当助産師さんから説明・質疑の時間があった。両親学級的なものが一切なかったのでたいへん助かる。スケジュールや退院のタイミングなどこまごましたことも質問して時間がかかったが、最後のほうで陣発して入院してきた妊婦さんがきたとのことで切り上げ。まあだいたい聞くべきことはきいたのでよしとしたい。この妊婦さん、ちょうど消灯の時間くらいから病室の向かいの分娩室で1分間隔で声をあげてはったので、なかなか入眠しづらかったのだが、こういう声をきいていると自分にもできるんやろうか…みたいな気持ちになってくるなあ。助産師さんには「できます!大丈夫です!」と力強く言われたけど。結局この夜は2件のお産があったらしい。

今日の食事。朝はパン、チーズサラダ、マンゴー、豆乳。昼はスパニッシュオムレツ、カリフラワーコンソメ煮、アスパラと大豆のサラダ、ごはん。夜は五穀米、ヒラス南部焼き、なすの生姜煮、酢の物。