石川1日目

早起きしてGと一緒に出立してサンダーバードにのる。今日から石川旅行。心配された台風での遅れもなく、雨模様の予報もなんのその、けっこう晴れているなかすんなりと金沢駅へ。駅の改札で、同期I兄先生がお出迎えくださっていた。何のかんので3年ぶりくらい(!)。そんなに時間がたったか、と思ったけど、私のなかで米国にいた1年と執行部をやっていた2年が無かったことになっているので、言われてみればちょうど3年なのかもしれない。まったくお変わりなく…。とりあえず車で福井からこちらに向かっているというY彦と連絡を取りつつ、自動車道のSAで落ち合うことにして、I兄のお車で金沢を発って3人で北に向かう。日本海の波濤がすごい。ものすごい砂浜に、ものすごい波。松林。人や人家も少ない。大迫力。I兄はこの辺りに木造船が漂着した話を披露してくれたがさもありなん。

高松SAで一休みしていたら、Yが追い付いた。I兄とYは学部卒業以来(!)、GとYもたぶんそれくらい(!!)、つまり2桁年以来の再会。私は過去10年に4回会っていて、10年前がキール、次がローマ、その次が去年3月のベルリン、そして今回の能登。I兄評していわく「激レアさん」もごもっとも。とりあえず積もる話は後にして、北上することにした。電話連絡係ということで分乗して、GがY車、私がI車。輪島まで行こうということで出発したのだが、Y車はあっという間に見えなくなり(後で判明したのだが、アウトバーンで鍛えたのかと驚くほどのドライビングテクニック…)、その上、降りるところを間違え、電話で何やかや相談して(分乗しててよかった)、穴水の回転寿司屋でとりあえず昼食にした。そこでお互い色々近況やら何やらを披露した。GとYはオケでかなり親しかったらしい(知らなかった)、I兄は今年からてにゅあとらっく、Yは今度こそこの春に完全帰国する(ついに!?)などなど。

そこからさらに北上して、輪島の先の千枚田まで行った。道中、色々な話をした。最近の研究とか、でかい外部資金がしんどい話とか、去年の豪雪の話とか、明日から出張に行かれるというPhiladelphiaの治安情報とか。あとで聞いたらGはGで、Yから父上との能登の思い出などを聞いていたらしい。

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千枚田はなかなかの景観で、下まで歩いてみた。やはり日本海の波濤はものすごく、永井豪の出資オーナー立て札が立っていたり、小泉親子に安部夫人の立て札を見つけたり。

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売店でアイスを食べて一服して、2人に土産を渡し、けっこうな時間になっていたこともあり、そこからは一路南下。Yのカーブのコーナリング技術にI兄とバカうけした。「今日、話を聞いて、より謎が深まった…」と感想を述べておられたのも全く同感であった。思えば皆と出会って20年もたって、あと20年ちょっとしたら定年も見えてくるわけで、残りどんなことができるだろうか、どういうことがしたいだろうか、健康を維持するには…といったような話もした。能登島経由で和倉温泉まで行き、そこで母上と落ち合うというYと別れ、金沢市内へ。

私とGはホテルにチェックインして、In君の予約してくれた飲み屋で再集合。遅れてしまったが問題なかったみたいだった。In君の飲み仲間で、Gの同期のHさんもご同席。あまりにもIt's a small world. 悪事をしたら千里を容易に走ると思わざるを得ない。美味しいおさかな料理をたくさんいただいた。

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L2について、2月の九州部会、5月の東京部会(?)の報告など。今日Yは飲み会には来られなかったので来春帰国の暁には福井の会をしようという話をして盛り上がった。人生色々。I兄は明日早朝から海外出張ということで、ほどほど切り上げられ(今日は運転してくださって大感謝)、残り4人はイタリアンの店でワインを飲みつつ2次会。In君とHさんの飲兵衛ぶりは、ついていくのがやっとなほど。さすが地元民は美味しいお店に精通しておられました。深夜まで飲んでおひらき。2人はその後さらに立ち飲みにまで行ったらしいが、流石としかいいようがない。だいぶ酔っぱらって就寝。