曇りのち夕方に暴風と豪雨

ビエンチャン1日目。とりあえず朝ごはんはGおすすめのサンドイッチ屋さんでおばちゃんの作ってくれるサンドイッチを食す。炭火でバゲットを焼いてくれて、魚肉ソーセージや漬物、ピクルス、パクチー、チリソースなどを挟んでくれる。これがめちゃうまい。ラオスはフランスからバゲットの作り方を学んだのらしい。食事をしてから出立。まずはタラートサオでGは携帯、私はデータsimをゲット。親切で英語の少し喋れるお兄さんにiphoneの設定もしてもらった。感謝。そこからGのお世話になっている研究所に行ったのだが、ゲートが閉まっている。どうやら引っ越した模様。なんと! 困ったのでとりあえずタラートサオにもどって甘いアイスコーヒーを飲みつつ(これがうまい)、Gは研究員の方にメッセージを送り、時間があるのでそのあと帽子を買うなどしていたら、連絡があって1時半に迎えに来てくれるということになった。いったん宿に戻り、昼は麺。チキンがほろほろでめちゃおいしい。

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しかし、ほどなく気づくのだが、ラオス料理で生野菜を避けるのは事実上不可能。したがって、事前にA型肝炎なり腸チフスなりの予防接種をうけておくのはやはり合理的な判断だったと思う。それにしてもめちゃうまい。

食事のあと、凱旋門で待ち合わせ。

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引っ越し先の研究所はこの近くということで、歩いて連れて行ってもらった。そこからGは研究員さん、所長さん、副所長さん、色々な人と話して打ち合わせしていた。私はといえばラオス語がわからないので横に控えていたが、英語がわかる所長さん、副所長さんとはある程度しゃべった。特に副所長さんとは込み入った話もできたと思う。ちなみに所長さんはソ連で博士号を取られて、ラオス語、ベトナム語、ロシア語、英語が喋れるそうだ。時代を考えればスーパーエリート言語学者といえよう。

副所長さんのお部屋でベトナム茶を頂きながら音楽の話をしているころ、空がどんどん怪しくなって台風かと思うような風がふいて、バケツをひっくり返したような雨が降り始めた。Gがいうには、雨季の雨はだいたいこんなもんなのらしい。いまは乾季なので少しめずらしいらしいが。帰りは研究員さんの車にホテルの近くまで載せていってもらった。夜は、メコン川河畔を散歩して夕日を見て、蚊取りマットを買い足し、ラオス料理をいただいた。うまかった。

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ラープがうまい! そしてもち米がうまい! やはりお米がおいしいというのはすばらしい。ビアラオもたっぷりいただいて満腹になって帰宿し、早い時間に気絶するように就寝。