素晴らしい晴れ、虹も

普通に起床。思ったより早く目が覚めた。今日から1週間の旅。靴をどうしようか迷った挙句、結局コンバースを履いて出立することにする。空港まではスムーズに行ったが、フライトが20分ほど遅れているという。昼食にサラダとミニマフィン3個入りを買ったら、そのうち2つがかびていてがっかり。フライトはさらに遅れ、結局ゲート変更のすえ、2時間ほど遅れて出発した。これは乗り継ぎのバスの乗り遅れ確実、ということで気分が下がる。行きのフライトでは参考書を読んでいた。とりあえずアルバカーキの空港からサンタフェまでのシャトルは次の便に乗せてくれた(サンディアシャトルありがとう!)。問題はその先なのだが。とりあえずニューメキシコは乾いた土地にすごい眺めだった。とにかく雄大。乾いているのにかるく通り雨も降ってるし、不思議な感じだった。シャトルではひたすら後ろのインド人女子が延々1時間半ずっと電話で話していたが、よくそんなに話すことがあると感心する。アルバカーキの空港からサンタフェの列車駅まで送ってもらい、バスをチェックするがもちろん終バスは1時間前に終わっている。Uberを検索すると158ドルというものすごい値段! バスだったら3ドルなのに! 悔しさを感じつつ、念のためスマホに入れておいたLyftを検索するとUberよりも近くにいるようだ。値段の検索はできなかったがもういいやと思ってLyftを読んだらすぐ来てくれた。運転手はMikeというおじさんで、この人が非常にいい人だった。サンタフェからロスアラモスまでの道のりを、ここに居留地があって、ここに名物の岩が、とかフレンドリーに教えてくれながら送ってくれた。しかも料金は50ドルちょっと! 助かった。Mikeによれば、最近はUberの法外な値上げシステムが嫌われて、ドライバーも利用者もLyftに移ってきているらしい。

そんなわけでようやくロスアラモスの宿に着き、荷物を置いて中心部の池へ。この週末はサイエンスフェストということで、音楽のステージも出て盛り上がっていた。焼き茄子のラップと炭酸水で夕飯にして、少し散歩して、池の夕暮れの写真などを撮る。このときにうっかりカメラを置き忘れ、宿でカメラがないことに気づいて真っ青。ホテルと池を往復し(といっても徒歩3分くらいだが)、音楽スタッフに声をかけて探してアナウンスしてもらう。そうしたら、なんと誰かがみつけて、最も安全なステージの上(!)で保管してくれていた! 感謝感激! スタッフの皆さんにお礼を言って帰宿。やはりロスアラモスは研究者が多くて治安もいいと聞いていたが、本当にいい人が多い。助かった。今日はなんだか星回りが悪いので早く寝る。

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