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曇りのち雨のち晴れ

なぜか朝4時に目が覚め、日本とメッセージのやりとりなど。京都の家のアイビーが立ち枯れ病で枯れてしまったという話。寝直して8時ごろ起床し、髪を洗う。エリータは今日も朝から仕事で既に出かけている。お茶を入れ、パンとハチミツ、チーズのお菓子で朝食にする。支度して出立。まずは近くの郵便局に祖父母宛のハガキを出しに行く。それから歩いて木製の住宅があるあたりを通るが、雨が降ってくる。雨に降られつつ公園を抜けて、ラトビア国立図書館へ。図書館に着くころには雨がやんで、まるで絵葉書みたいな物凄い写真が撮れた。

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この国立博物館は新しく、ガラスのお城という童話(伝説?)に着想を得てデザインされたものらしいのだが、でこぼこしているせいで維持に大変お金がかかるらしく、ラトビアには長期的視野がない、メンテナンスのことを考えていないと昨日デニスは怒っていた。まあとにかく綺麗ではあるし、中も広々として、色んな展示がある。コートと荷物を預けて、受け付けで展示を見たいというと、ゲスト用入館証を渡してくれるので、それで中に入って展示や閲覧室などを眺めた。すごくきれい。眺めもいいし。

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ここには東アジアの書籍のブースもあって、行ったら「何かお探しですか」と声をかけられた(笑)。明らかに東アジア人だったからだろう。ここの係の1人は折り紙が得意で、月に1回折り紙のワークショップをしているということだった。お土産に蝶の折り紙をくれた。この折り紙は長旅に耐えられなさそうだったので、エリータに後でプレゼントした。

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歌のフェスティバルのポスターとかアメリカの写真展とか貴重書とか、この図書館デザインのもとになった本とかデザイン画の原本などを見て辞去。

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さて、エリータとはKGBビルディングのところで待ち合わせるという話になったのだが、そこに行くのに大変苦労した。まずトラムには乗れたのだが、トラムのターミナルから目的のバス乗り場がわからない。たぶんこっちだろうということで少しあるいて先のバス停から乗るが、なんとGoogleマップが指し示す住所が間違っていて、着いたら全然別の場所。そこから更にバスに乗って旧KGBの建物に着き、中もさらっと見学したのだが、今度は携帯のプランが上限に達してしまった。トップアップをしなければならない、ということで、運よく近くのスーパーを見つけるが、ラトビア語がわからないのでどうやって説明したものか。スーパーの無料WiFiを使い、携帯会社のウェブサイトを見せて、次いでに後ろのお客さんだったお姉さんに英語で通訳してもらって、ようやく5ユーロ分のトップアップに成功。レシートに載っている番号に電話をかけたら、トップアップしましたという画面(らしきもの)が出て、20分以内にチャージされるという寸法。本当に大変だった。おかげでエリータと連絡がついたけど、ちょっとした冒険だった。

午後はあまり時間がないということで、近場にでかけることになった。まずはエリータの妹エリーナさんのアパート(リガの中心地)に行って、軽くポテトやサラダ、チーズなどをいただいた。エリーナさんの娘のエヴァちゃんが可愛い。パンダちゃんが拉致された。

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それから支度して車で出立。ソ連時代には保養地だったというユールマラの付近の、ケメル国立公園へ。ここは湿地帯になっていて遊歩道があり、しかも硫黄分を含む水が出るということで、病気の人の保養所などもかつてはあったそうだ。ソ連時代の豪華な建物は、見た目は豪華でも中はリノベが必要で、そういうこともあって買い手がつかず、いまだにからっぽのまま放置されているのだそうな。

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それはともかく湿地帯はきれい。たくさん歩いた。

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あとスロカ湖の美しさよ。鏡みたいだった。

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おやつにもらったオートミールクッキーがおいしかった。日も暮れて来たので車で戻り、リガ中心部近くで解散し、私とエリータは地元のブリュワリーで軽くビールを飲み、別の店で少しタコスを食べて夕食にした。エリータは18歳の時から3つ年上のデニスと一緒にいて、彼がボスで何でも決めて来たから、別れてから初めて家のことでも旅行でも自分で決めるということになって、すごく独立した感じがするそうだ。12年は大きかろう。それに18歳の女子と30歳の女性では自立心も違うはずで、年月が関係性に影響を及ぼしたことは間違いない。でも二人はカウンセリングにも行って、ゆっくり話し合って、お互いに尊敬を保って関係をリセットしたというからすごい。実際昨日見てもそうだったし。エリータが新しい生活のスタートを切れたというのは良かったんだろうと思う。彼女は、私が結婚したので勇気が出たと言っていた(笑)。うむうむ。帰宅してハーブティーを頂いて就寝。