夜からちょっと寒いらしい

朝から研究所に行ったがKatieがいない(あとで聞いたらひどい風邪で休暇をとっておられた)。明日からNashvilleだがお知らせできないのだった。とりあえずシラバスの締め切りということで、さまざまところにシラバスを入力して送る(それにしても日本時間深夜はメンテナンスで入力できないのどうにかしてもらえないだろうか)。印刷すべきものなどを色々印刷してから、早めに退却。眠いのでちょっと仮眠してから荷造りの続きをし終え、夜はCさんTさんに、チアをしておられるYさんを交えてタイ料理でお食事。パッタイとかグリーンカレーとかフライドライスとか美味しかった。チアの選抜は毎年のことで大変に厳しいらしい。思えば選手より厳しいのは、(逆に)付属的扱いだからなのかもしれない、とも思う。とりあえずチャレンジが推奨されない日本を飛び出してコンペティティブなところにチャレンジすること自体が凄いと思う。リベラル米国人ならそうは思わないと思うが。でも私に言わせればアメフトとチアというそれぞれの要素自体が既に異様なのであって(アメフトのアホみたいなマッチョさを許容してチアの性的消費を許容しないというアンバランスがわからん)、あの2つはプリミティブ社会としてのアメリカを示してるように思えて面白いのやけどねえ。オリンピックやプロリーグはぜんぶショーであって、それはショー化された能とかフラメンコとか演劇やミュージカルや音楽ライブとある意味一緒で、そのときの社会とか文化とかと不可分に結びついていて、いろんな社会的不正義とか偏見とかから決して自由になれないどころかがんじがらめになっているものではなかろうかと思う。あと日本の女性の性的商品化は陰に入ってえげつないものが多いうえに日常的に社会に組み込まれているものも多いので、チアくらいぱっきり出して金銭化してもらえるとむしろ分かりやすくて良いと思ってしまう。でもこういう感覚を英語で説明するのがすごく難しい。私の語彙では、その場で説明するのは難しい。ニュアンスが出ない。