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雨っぽい天気

いい加減本気を出さないといけない火曜日。今日は運動休みの日ということでそのまま出勤。それにしてもこの1か月でだいぶ体重が増えてしまった。困った。ずいぶん食欲があるのが一因だと思うが、もうちょっと絞らないことには困る。うーん。研究所で資料の検索やら色々作業をし、午後は政治学の先生方が公開でTrumpismに関する講演会をするというので覗きに行ってきた。まぁ論点はだいたいこれまで仄聞していたようなことで、ただアフリカ系アメリカ人の先生が、「ヒラリーが総得票で勝っていたということは重要」「選挙人制度は奴隷制の歴史と関係している」と述べたこと、中国系と思しき先生が「なぜオバマに投票した層をヒラリーが動員できなかったかを考えていく必要がある」と述べたこと、別の先生が「ジュリアーニとトランプの関係性」について述べたことは印象的だった。ジュリアーニのNYC市長時代は私はそれほど詳しく知らなかったけれども、驚くほどトランプとパラレリズムの傾向にあるらしく(というか、警察を強化して、自分の気に入らない美術館の助成金をカットするといったあたりは維新の橋下そっくりでむしろそれにびびった。ジュリアーニの政策はアフリカンアメリカン差別にもかかわっていたらしい)。

https://vimeo.com/72352517

いまノースダコタで大変なことになっている、ダコタ・アクセス・パイプラインをめぐるデモの件も採り上げられた。私もニュースを見てぞっとしたが、デモ排除にこの季節のノースダコタで放水するなんて、いくらなんでも狂気の沙汰。大阪ちゃうねんで。氷点下のふきっさらしの場所で、人間に向かって放水? ちょっと考えられへん。

それにしてもすごいと思うのは、1月に始まる来学期に向けて、既にトランプについて考える授業がいくつかオーガナイズされていることである。"Donald Trummp and the Far Right in American History and Society"とか、"Immigration to the United States: Beyond Walls"とか。

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こういうフットワークのよさは日本だとまずありえないと思う。日本だと下手したら大学当局ににらまれるのではないだろうか。あとこちらに来て思うのは、学生の政治への関心と行動力。たとえば賃金あげろとか(今日は夜は最低賃金アップのデモがあるらしかった)ちゃんと主張する。日本の大学生はほんとうに主張しない。自分もそうだけど、飼い馴らされていて、どれだけ飼い馴らされているかが評価されるような感じがある。社会の勢いのなさ、というのはこういうところもあるのかもしれない。

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帰って、夕飯は豚の生姜焼きと味噌汁、ごはんと梅干にした。体重は増えるけど食事を美味しく感じるのは捨てがたい。むむ。