ちょっとあたたかめ

二日酔いというほどでもないが、朝はゆっくりしていた。掃除をしたり洗濯をしたり片付けをしたりモノの手配などをしていて、昼過ぎまであまり仕事もできずに過ごす。

午後は映画を見に行った。妻への家路。文化大革命とその後の話。終始、つらいエピソードばかりで、登場人物は涙でいっぱいで…壊れてしまうと戻らないものもある、ということを考えずにいられない映画だった。

しゅんとした気持ちでばんべーらの稽古に行き、気をとりなおす。しかし帰宅してから緊急連絡あり。私のだいじな4年生のひとりの、ゆくえがわからなくなってしまった。急いでメールを送ったが、さいふも携帯ももたないので(ということが少し後でわかり)、それいじょう手の打ちようもない。無事に帰ってくると念じて、帰りづらくならないように、どっしりかまえて待つほかない。心配で気もそぞろでいろいろ手につかない。