今日は朝から友人のDina and Nick夫妻と一日遊んだ。この二人は数年前に京都に来たことがあって、1日案内したのだった。Dinaは留学したてのころにできた中国人の友達で、夫のNickはミネソタ生まれのユダヤ人。まずは車で拾ってもらって再会を喜び、アップタウンへブランチを食べに出かけた。アイスクリームがメインのカフェCrema Cafeで、アイスつきのフレンチトーストがおすすめだと口々に言うので「ブランチ？」と思いつつ頼んだのだが、このアイスクリームが本当に美味しかった。バナナキャラメルフレーバー。他にもカルダモンフレーバーとか、ココナッツフレーバーとか、ラズベリーのジェラートとか色々あった。京都にあったら通うこと必至。
それから、天気を見つつ、ミネトンカ湖の近くにあるミネソタ大学の植物園へ。この湖畔のエリアは高級住宅街らしく、そこに行くまでにプリンスのスタジオ前なんかを通った。植物園は巨大で、森はもちろんばかでかいし、池や湿地もあるし、ちょっとした滝も作ってあるし、バラ園やハーブ園なんかもあって面白かった。冬に道に迷ったら遭難すること間違いない。蝶がひらひら飛んでいたので写真を撮ったら、後で聞けば有名な蝶らしかった。
何時間も歩きまわってリフレッシュし、車に乗ってミネトンカ湖畔の町エクセルシオールでアイスティーを買って散歩。それから湖畔をぐるっとドライブして周り、向かいの町ウェイサタで軽くビールやら酒を飲んだ。つまみはなぜかオイスター。ところでミネソタ州は酔っぱらわなければ飲酒運転してもよいのだった…。
それからアップタウンに戻り、Nickの高校時代からの友人Scottも加わり、Heydayというレストランでお酒＆食事。ここで食べたものが何もかもおいしくてびっくりした。前菜のパンナコッタは上にのった酸味のあるグラニテとのバランスが完璧だったし、ラムのたたきも超美味しかったし、ウズラやウサギのメインディッシュも驚きのうまさ。最後に食べた吟醸酒ソースのかかったデザートも、抹茶ムースから何から非常に美味しくて、これも京都にあれば通うこと必至。…というか、京都にあったらもっと高くても予約がとれんくらいになるのではなかろうか。どこでもドアほしい。
Nickが言うには、最近ユダヤ人と東アジア女性の結婚が一種のトレンドなのだそうだ。ユダヤ人女性が強くて何もかもコントロールしようとしがちだからだとか。Scottの母上はもとミスアメリカの候補者なのだそう。日本の職場での現状をいろいろ愚痴ったら、皆いっぱい励ましてくれた。やっぱりどう考えても大学の女性教員率が10パーセント台というのは信じがたい数字なのだそうだ。日本で女性教員やってたら何をどう取り繕ったところで現状では非常に不自然な存在でしかないが、米国に来ると自然だし当然だし励ましてもらえるのでそれが嬉しい。
車で送ってもらって帰宅して洗濯して就寝。
