サウナのような

授業のない金曜。午前中はひたすらうとうとして休む。春学期の間にものすごく消耗していたことを自覚する。起きだして昼食を取って、本の注文をしてから、辛うじてアブストラクトを完成させて送信。支度して出立。

昼下がりから母校に行き、まずはH先生を訪ねて翻訳の相談。私の日本語力が買われているらしい。なぜに。それから菓子を持って出身研究室へ。見知った顔もまだちらほら。PCを借りて多少作業など。某雑誌からの原稿依頼について、どうせこのテーマで他の人が書いたのを見てもきっと言いたいことが一杯出てくるので、腹をくくって自分で書くことにした。地雷原を歩くことになる。せめて致命的なものを踏み抜かないよう、慎重に慎重を期さねば。まずはかつて歩いた足跡からたどらねばならない。締切は8月下旬なので頑張らなければならない。

夜は宴会&後輩H君の壮行会。彼は3年ほど修行に出てしまうという。本人の希望で鶏の丸焼きが出るお店に行ったが、やっぱり丸焼きは美味しかった! 他のお料理も美味しかったし、久々におなかいっぱい食べたような。2次会にも行って後輩におごるなど。私の色々な体験談を聞いて後輩Y君が「この世界がそこまで男尊女卑だったとはショックです…!」と言っていた。「いや、それは認識が甘い」というM君のつっこみ。こういう「おっさん」臭さのない若い人達が増えてくれれば、きっと皆がやりやすくなるだろうにね。しかし、自分が受けるセクハラの基準がえらく下がってしまっていたことを自覚したりなど。少々のことをされても動じない、といえば響きはいいが、告発しないことの弊害があるのでやっぱりよくない。