日差しきつい

本日出勤日。キャリーバッグに本をつめまくって登校。朝からまずは研究室の整理。ようやくスチール棚を組み立て。購買部で延長コード購入。本棚につみまくっていた本やプリントを整理。やはり片付いている部屋の方が研究は進むと思う。やっとマシな部屋になってきた、のだが、散らかりすぎててそうそう片付かない。午後からKさんに英語を教える。先は長いがこつこつやるしかない。それが終わってから更に片付け。

ひと段落してから、ゼミ生が送ってきた卒論草稿をプリントアウトしてざっと目を通していたのだが、ふと思うことあり、検索してみて、そのうち1本が他大の2011年卒学生の卒論の盗作であることを発見。ひと文字残らず盗作であった。大激怒。怒髪天である。米国ならこれで一発退学、卒論の本提出ならうちの学校でも間違いなく単位没収。先日私にふざけたメールを送ってきた学生と同一人物であったこともあり、怒りがおさまらない。とにかく、来週の会議で他の先生方に相談せねばならぬ。

盗作は犯罪だ。これはルールであってマナーの問題ではない。「お年寄りに席を譲りましょう」ではなく「他人の物を盗んではいけない」に相当する。あれだけ教えたのに理解しないというのは、それこそ私の理解を超えている。そんなに勉強するのが嫌なのであれば、親に頭を下げて謝り、さっさと大学を辞め、外で働くべきである。まったくもって学問と知性への冒涜だ。腹が立って仕方ない。

夜はシンフォニーホールに、大フィルのトゥーランガリラ交響曲をききにいった。実に素晴らしい演奏で、本当に楽しい曲だし、聞いてると脳の中で変な物質が出てる感じがしてくる。研究で何か発見をして頭の中がふわふわしてくる感じに近い。おそらくエンドルフィンか何かが出てるんだろうけど。メシアンほんまにいいわ! 和音もいいし、リズムも楽しいし。会場で何年かぶりの知人に会って驚いたりなど。

しかし、トゥランガリラですらかき消せないほど怒りは深かった。