雨のち晴れ

本日半引きこもりデー。2日後に提出期限の迫ったD論改稿版の再検討。さくっとお得て授業準備に移れるかと思いきや、午前中、午後、夜、全部かかった。どもならん。途中本当に眠くなって、15分の仮眠を2回取った。論文に取り組んで脳が疲れると眠くなるのかなあ。15分寝ると明晰になるのがすごい。

午後は1時間某ダンスのレッスンに出た。肩凝りを解消。ダンス楽しい! はまりそう~。

夕食に、年に1回以下しか作らない、苦手(作るのが)メニューである焼き飯を作った。いつになくうまくいった。何故だ。でもこれで克服と見ていいのかしら。

それにしても最近よく「学校で英語教育とかしてる場合じゃない。留学して英語ペラペラになっても日本の歴史と文化なんてちゃんと勉強していないはず。まずは伝統文化と日本の歴史を学んでください。アナタは留学経験はあるかもしれませんが、どれだけ日本の文化知ってるの。たとえば、着物を自分で着られますか?」な手合いに遭遇して実に閉口するのだが、あれは一体何なのか。グローバルに活躍しようと思ったら自国の歴史・文化(そして相手の国の歴史・文化)を知らないと会話が続かないなんて、本当に国際的に活躍してる人なら知ってること。しかもこの手合いが主張する「歴史・文化」はどうにも偏っている。外国語とかを駆使して活躍しようとしている人が日本の文化・歴史を身につけていないと決めつけてかかっているのも意味不明(そもそも文化を身につけるとはどういうことかについて、トマス・マンとかを題材にディスカッションしたろかとすら思う)。結局外国語や外国の文化を学ばない言い訳にしかなっていないのである。自分がそこまで「自国の歴史と文化」とやらに造詣が深いと自信があるのならば、さっさと外国語も習得して自力で海外でプロモーションしてみればよろしい。そうすればきっともっと色々なことが見えるであろう。本当にもう、次に面と向かって言われることがあったら「いやー、私なんてお仕舞しか習てまへんから、反省せんとあきまへんわあ。お恥ずかしい。そんなん、できてからたった600年しかたってませんでしょ。新しすぎて。せいぜい応仁の乱のころですやん? え、着物? いま手元にあるのん、黒紋付だけですわあ(実話)」とか何とか言ってやればいいのか? そうなのか? ちなみに残りの着物は実家の箪笥。

それはそれとして、御蔭様でなんとか倒れず1年間仕事をやり遂げた。めでたい。夜中にポーランドの蜂蜜酒で祝杯を挙げた。来年度も、倒れず、健康に、しゅるしゅるとやり遂げるのが目標です。