お天気よし

稀に見る映画仕立ての悪夢で目が覚めた午前4時半。寝なおすのに失敗したので午前5時から仕事を始めることにした。夢の内容は酷いので後で。

とりあえず昨日やりのこした勉強会の証明を完成させるところから。復習して混乱をときほぐし、図解し、頭をひねり、レジメ4枚を作って完成させるところまでやって午前10時。その間、折々に洗濯したりご飯をたいて食事にしたりなど。明日は法事なので母にも連絡。アメリカにいる中国人留学生の友達Yiから長文メールあり、囲碁をめぐるドキュメンタリーフィルムの取材で来日を計画しているので助力してほしいという依頼に返事。それからTの翻訳索引の付け直しを地味にこつこつ。ここまでやって13時すぎで、流石に眠くなってきて15時まで昼寝。すっきりした。

買い出しに行ってから今度は新しい方の翻訳に取り組む。流石に時間がかかる。だからこそこの時期にやってしまわねば。授業がないというだけでこれほどの解放感。夕食をとってから、今月末締切の某学会の発表申し込みをやってしまう。これも早く準備しないと間に合わなくなるな…。台湾に送るアブストラクトは、トピックを心の中で決めた段階。その後さらに翻訳に戻り、キリのいいところまで。明日は法事なのであまり仕事できないはず。

ここらでタスクを整理せねば。2月末までに3月末発表のアブストラクトとタイトル。3月末までに5月の発表のアブストラクト、翻訳の仕事の完了、授業の準備。毎日一生懸命やれば何とかなる、はず。

 

さて、本ブログは日記につき一応悪夢を記録しておくが、ややこしい設定なうえにかなりの残酷描写があるので、閲覧非推奨。それでも記録するのはこんなに細部を覚えていることが珍しいから。

  

そもそもこれは映画であるらしい。設定が複雑なのだが、魔女(魔法使い? 魔法少女? 超能力者?)がバトルロイヤルを行う。ただし、共通の敵(というかどうにもならないデウスエクスマキナ的存在)があり、共闘してそれに対抗しながら生き延びねばならない。ただし、1シーンごとに必ず一定数が殺される。その共通の敵はいずれも見上げるほど巨大である。第一の敵の姿は巨大な女の形をしている。裾の長い服は嵐を伴って翻り、長い髪は地面を撫でている。この髪に捉われると吸収されてしまうらしい。この第一の敵とやり合っている間に、まず生き残ったものはこの巨大な存在になりかわらねばならないということを知る。第二の敵は、巨大な円柱状の機械の形をしている。この敵機械の周囲で「だるまさんがころんだ」的にときどき地面に伏せて、敵のセンサーを回避する。これが非常に難しく、何人ものひとがセンサーに触れてやられてしまう。私(が演じている?魔女)もあやうくセンサーにふれるところだったがやり過ごす。ただ、やり過ごした後に頭がぼうっとしている。手下の一人が「この子は目覚めそうだね、頭の中で変成がはじまっているはずだ」と言う。確かに何かが変化している気がする。周りの生き残りもちょっとぼんやりして苦しそうである。やられてしまった人たちは、頭を中心にして円形に並べられ、敵の手下が大きなショベル(スコップ)で順に頭蓋に一撃を加えて割りとどめをさしていく。気付けば生き残ったのは8人ほどである。目の前に粗大ごみだか布だかで出来た巨大な背の高い台があり、その上に小さな円形の装置があり、その装置を試して生き残ったものが、巨大な人でないものとして成り変わらねばならない。私の手元には特別な葉書があり、しかも頭の中の変成を指摘されており、周りの8人は「まだやるの」「最後まで生き残るのはあなただと思うの」と私に言う。しかし、私の手元の葉書(何かのポイントカードのような見た目をしている)はそもそも私が母と何かを共有したかったから手に入れたもので(ということになっているらしい)、それを捨てて成り変わりたくはない、そんなのは寂しすぎると訴えると、隣に立っていた髪の長い女の子(私の旧来の友人らしい)が「私が成り変わる。その代わり、私に大好きと言って」と言う。私が「大好き」と言うと、彼女は巨大な背の高い台の上に登っていき、上にあがって何事かをする。すると光が出て彼女は倒れ込む。それを見守っていた私たちは、突然全員が倒れる。彼女が生き残り、我々が死ぬのである。目が開けられず、口から嘔吐物が後から後からあふれ出し、息が出来ず、手と腕をつかって押しのけるほどである。映画のエンドロールが流れているのを感じる(そもそもこれは映画である)。「成り変わった」彼女が私の頭の横に立る。大きな鉄製のスコップが頭の側面に押し当てられている冷たい感触がする。成り変わらない代わりに、これから殺されるのである。目は見えない。彼女はスコップを振り上げ、振り下ろし、痛みもなく全ての感覚が終わり、終局。と、ともに起床。

ここまで明確に死ぬ夢は初めてじゃないだろうか。あと、私が死んだあと彼女が結局どうなったかはわからない。