今日は亀山にあるシャープの工場に見学に行ってきた。4月から準備をしていた企画で、R大学の某ゼミとの合同での見学ツアー。
担当の方は本当に丁寧に出迎えて下さり、見学コースも実に充実したものだった。新製品に、超高精細の試作品、屋根一面に広がる太陽光パネル（窓ガラスにも）、技術説明の分かりやすい展示（科学博物館並み）、そしてラインをちょっとだけ見せてもらえる。たたみ2畳くらいありそうなのに1ミリ以下の厚みしかないガラス板が、運ばれたりひっくり返されたりするのは本当にすごい。装置が動く映像が、偏光板通さないと見えない実験展示になってたのは、もしかして情報統制のためもあるのかしらんなどと想像しながら楽しんだりなど。
こちらからは、私から見たらもう不躾と言っていいレベルの事前質問の一覧表を送っていたのだが（学生が好きなことを聞くもので…）、答えられる質問は丁寧に答えて頂き、答えられない質問にはきちんと「答えられない」と回答いただいた。これが学生にはどれほど勉強になったことだろうか。製造業で競争するということがどういうことかの片鱗を感じ取れたはずである。シャープの皆様には心より御礼申し上げたい。
帰りは京都でゼミ間懇親会など。うちの学生がこれまた物凄い不躾なことを先方に言うので、ひやひやした。そして両校の校風の差に愕然。これはうちとR大学より、R大学と私の母校の方が校風が近いのではないか。
