けっこう雲あり

あさいちの新幹線に乗って東へ。駅も新幹線そのものもびっくりするほど空いている。なぜなのか。まだ松の内だからか。Uターンラッシュには時間が早すぎるということ? 昨日のお菓子を持参して、お昼は後輩Mさんと一緒にカレーを食べに行った。大ボリューム。そのあとお茶もしながら近況などについて色々話す。Mさんからは福岡土産をいただいた。13時から4時間は会議。帰りは本屋を覗いてから寿司を買って新幹線へ。車内ではひたすら卒論にコメントした。

朝は小雨もあった

それなりによく寝て起床。朝食は近所でうどんにした。少しみやげを買ってから、チェックアウトして、ことでんに1時間揺られて高松駅へ。荷物を預けてから県庁あたりまで歩いて行って、昼食にもうどんを食す。ひさびさのさか枝さんである。そこから更にあるいて栗林公園へ。

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これがすばらしいお庭で、のんびり散策してくつろいだ。途中カフェでお茶もして、漆器の作成実演を見て、欲しくなって私もGも一つずつお土産に買い(やはり作り手から直接買うというのはよいものだ)、民芸館も見て、おみやげ屋さんも見て、大満足。折よくきたバスに乗って高松駅に戻り、北浜Alleyあたりを散策して、軽食を買い込み、やっと開店したアイリッシュパブクラフトビールを飲む。箕面ビールの限定版があったのもよかったけど、とにかくこんなおいしいfish and chipsは初めてだというくらいフードがおいしかった。お肉のギネス煮込みも。帰りは特急と新幹線の自由席を乗り継ぎ、10時までに帰宅。

晴れてよかった

朝食をとって9時50分の新幹線に乗って西へ。岡山で在来線に乗り換えて、瀬戸大橋を渡り、一路琴平まで。宿に荷物を預け、まずは金毘羅参りに出かけた。天気がよくて助かった。階段をひたすら上る。けっこうしんどかったが、思ったよりも短かった。上のほうは見晴らしが良くて気もちよかった。

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神社から降りてから、金丸座を見に行った。解説のおじさんのお話もわかりやすかったし、伝統的な芝居小屋の素晴らしさがよくわかった。花道に立ったのは初めてだった。

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宿に行き、風呂に入って、疲れたので少しうとうとしてから、夕食は外に骨付き鶏を食べに行った。刺身も美味しくて満足。日本酒も飲む。帰宿して、水分をとって、もういちど温泉に入って、のんびり読書してから就寝。ゆっくりできてよかった。

天気もうひとつ

ゆっくり寝て起床。洗濯してから朝練。TさんとSさんと振りを確かめる。昼は映画を見た。ピアソラに関するドキュメンタリー。ひたすら挫折の連続だった。査読を仕上げて送る。メール仕事もこなし、卒論の添削をし、明日の荷造り。夕食は冷蔵庫の残り物をまずは一掃ということで、もらった牛肉ですきやきにした。わーい。 

ぽかぽかと曇りと

昨日の今日で死んだように寝て起きたら8時半。とりあえずお茶とお茶菓子だけつまんで、奈良の祖父母宅にお年賀に行った。祖父母と色々話しながら(祖父が留学していた先についての本があったので、それを渡して思い出話など)、ブロッコリー、お肉、レタス、おばあちゃんの白菜の漬物、あたご梨(ぶどうみたいな香りでめっちゃおいしい!)、ヤーリー梨などを頂いた。またしてもおなかいっぱい。衣装が…。年末の餅つきビデオを皆で見て、サプリ押し売りサギやらビットコインサギ、高価な福袋、妹と母が似ているなどという話で盛り上がるなどして、16時頃辞去。皆さん風邪などひかれずお元気で。京都に帰ってきてもおなかがいっぱいなので、夜は野菜やチーズなどを少しつまむだけにする。

晴れと雲と

Eテレで2355スペシャルを見ていたら年が明けた。

あけましておめでとうございます。災害の少ない、病の少ない年になりますように。

ゆっくり寝て起きる。とりあえずは、えびもちを一つ焼いてバター醤油で食べ、昨日Gに仕込んでもらった雑煮で餅を1つ食べた。それからこまごまと年賀状がらみの作業をしたり、SNSを見たりして、昼過ぎに出立。Gの実家にお年賀に行く。そういえば年末の30日にもらった、白菜、ブロッコリー、奈良漬、餅、レモンなどもおすそわけで持って行った。酒も。廣田神社で初もうでをして、義父義母義兄と5人で楽しくお年賀のお食事をした。やはり義母はお料理上手で、たらふくいただいた。この調子で食べ続けて衣装が入らなくなったらどうしよう。夜9時くらいまでゆっくりさせてもらって、帰ったら23時。つかれてくたくた。気絶するみたいに就寝。

2018年の総括

今年の目標は「自然体でこつこつ」だった。御蔭様でだいたい達成できたように思う。なんだかあっという間に過ぎたような、長かったような一年だった。主な出来事は以下の通り。

・九州旅行(2月) Gの大叔父・大叔母さんを訪ねて鹿児島に行った。帰りに熊本・天草・博多と戻りながら、世界遺産候補地を観光したり旧交を温めたりした。

ラオス旅行(3月) Gの調査について初めてラオスに行った。めちゃくちゃごはんがおいしくてびっくり。ピッチブラックの夜にもびっくり。今までの人生で一番おなかは壊したけど悔いはない。

・査読論文(4月) 去年の在外研究中に頑張った調査データについて書いた査読論文が出版となった。ついでに書いた資料もけっこうインパクトあったみたいでよかった。

・美山旅行(5月) 連休中に1泊でかやぶきの里に行って、芦生演習林で散策した。新緑が物凄く綺麗だった。

・東京同期会(5月) 5月の学会に合わせて東京でプチ同期会した。皆さんお変わりなく。

・金沢旅行(8月) 前々から行こうと言っていた金沢に2泊で出かけた。こちらでも私の同期と旧交をあたためたり、Gの研究関係の知人たちと集まったり、書店さんと会ったり。輪島まで出かけたし、美味しいお魚を沢山いただいて、美術館にも行った。

・編集幹事・翻訳(7月~9月) 暑い夏のあいだずっと翻訳をしていた。まだ仕事は終わっていないが、来年こそ頑張らねば。それから、某事典の編集幹事というとんでもない仕事を拝命し、毎月のように東京出張となっている。私の実力には見合わない仕事だが、それこそがチャンスと思って頑張るほかない。

・母校非常勤(10月~) 頼まれて引き受けたので母校で半期だけ非常勤。何を教えようか悩んだあげく、色々考えながらやっているのだが、「稀に見る教育的な授業」という感想はもらった。

・単著出版(10月) ようやく単著出版にこぎつけた。何人かの方から感想を頂いて嬉しい。

・シアトル学会(11月) 久しぶりに米国に学会発表しに行った。懐かしい先生がたや元院生たちと会って話したり、発表したり議論したりして、ものすごくリフレッシュした。行って良かった。

こうやって書くと色々なところに行っていた年に見えるし、実際行ったし、ほとんど毎月日帰り東京出張などしていたけれども、実感としては家にいた感が多い年だった。今年は災害が多かったので、その前と後の記憶が分断されている。冬が寒く、九州に行き、ラオスに行き、美山に行き、まずはここまででひとまとまり。そのあと春が来て授業が始まると、大阪で地震があり、学校もそれなりに被害を受け、西日本に大雨が降り、唖然とするほどの猛暑のあと、ものすごい台風が来て…と災害が目白押しで、それに翻弄されたような感じ。それにGも今年は何度も出張に行っていて、その間ずっと家で仕事をしたりしていたので、その記憶が強いのかもしれない。今年は翻訳をしたほか、出版校正も多かったので、集中力の限界が来るまで作業して、踊ってそのストレスを解放する繰り返しだった。週に5回くらいレッスン行ったりしたこともあったと思う。あと、所属の代表などもしていたので、こまごまと五月雨式に降ってくる雑用も多く、そこまで仕事は多くないはず(だと思っていた)のに、なんだかずっと忙しくて追われていた。

追われていたなかで、ひたすら踊りは心身の健康を助けてくれたと思う。今年はY先生も成長したとほめてくれた。まだまだ分からないことだらけではあるけれども、だんだん面白さも感じられるようになってきたような気がする。

そんなこんなで、今年の初めては「単著の出版」「狂犬病の予防接種を受ける」「ピロシキ包む」「シンクタンクと大使館のクローズドな会合に呼ばれる」「Slideshareを使う」くらいしかなかった。そういえば、「著作が入試に使われる」というのもあった。

とはいえ、今年は去年までの成果が形になったのは確かだった。来年からは再来年以降に出るべき成果の準備を地道にやらないといけない。とりあえずは、事典編集をやりとげ、翻訳3件にカタをつけ、ペンディングになっている研究テーマに入らないと。わかってたことではあるけれども、体力には限りがあるので、自分を過信せずこつこつやらないといけないなと思う。

来年は、ライブでソロで踊ることにもなっているし、それなりにその都度いろいろチャレンジがあるのだろうとは思う。翻訳と事典を誠実にやり遂げるというのが、まずは仕事上のゴールだが、周囲を見ながら自分のことを大事にしながらやっていきたい。あと、できれば何か新しいことにもチャレンジしたい。今年はまったくピアノを弾けなかったので、少しはピアノも弾ければいいけど(Gとの合奏譜もあるし)、いずれにせよ無理はしないことにしよう。というわけで、来年の目標は「自分とまわりを大事に」。来年もよろしくお願いします。